神木隆之介「人生ぶちかまさないと」高知の人々との交流で自身の成長を知る
神木隆之介さんが、アクティブな旅行の思い出を語りました。
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2歳でデビュー後、多数の映画・ドラマ・CM等に出演。映画「ノイズ」「ホリック xxxHOLiC」「GHOSTBOOK おばけずかん」「すずめの戸締り」など、話題作への出演が絶えない神木隆之介さん。2023年には、連続テレビ小説『らんまん』(NHK)で主演を務めるほか、映画「大名倒産」の公開が6月23日に控えます。
その神木さんが食、文化、伝統、産業、自然など、高知県の西から東、海から山と、たくさんの人々やものに出会い、体験した高知県の魅力を紹介するガイドブック「かみきこうち」(NHK出版)が発売中。
<神木隆之介“奇跡の県”と称する高知の魅力をアピール「本当に素敵な場所」>
フジテレビュー!!は、神木さんへインタビュー。おすすめの高知旅のし方や、今回の取材で楽しかったこと、プライベートの旅行にまつわるエピソードのほか、5月で30歳になるということで「30代の目標」を『めざましテレビ』とともに聞きました。
『めざましテレビ』の放送未公開部分も含めてお伝えします。
5日間の滞在で満喫の高知だけど…「横移動が大変(笑)」
<神木隆之介 インタビュー>
──今回、高知県への取材旅行で一番楽しかったことは?
高知県には、今まで映画の撮影でしか行ったことがなかったですし、撮影現場と宿泊施設を行き来するだけということが多くて。しかも景色を見る余裕もあまりなかったので、今回はゆっくりといろいろな場所をめぐることができて楽しかったです。
特に牧野植物園(※)は楽しかったです。花に詳しいわけではないですが、花を見るのは好きですし、季節によって咲く花が違って、行くたびに変わった印象に見えるので魅力的でした。またうかがいたいですね。
(※)連続テレビ小説『らんまん』(NHK)で、自身が演じる植物学者・槙野万太郎のモデルとなった牧野富太郎が開園した植物園。
──逆に大変だったことはありますか?
高知県は大きいので、1泊2日ですべては回れません!
──今回はどれくらい滞在していましたか?
5日間くらいです。高知県はちょっと横に長いので、横移動は大変ですが(笑)、いろいろな場所を回れて満喫できました!
──ガイドブックでは高知の方々と対談をするページもあります。普段は取材される側が多いと思いますが、インタビューする側を経験してみていかがでしたか?
もともと人の話を聞くことは好きなので、楽しかったです。でも、いつも作品の取材をしていただいているので、こんなにも大変だったんだなということも改めて感じました。
準備をする時間があるとしても、場合によってはその人と初めて会って、パッと話を聞き出さなきゃいけないわけですから。しかも、事前に考えていた質問だけではなく、その場で出てきたものから時間内にどれだけ話を広げられるか、時間配分も考えなきゃいけないし。難しいですね。
──うまくインタビューできましたか?
なんとか…皆さんが人柄も含めてステキな方ばかりだったので、楽しみながらできたと思います。盛り上がりすぎていたら、スタッフさんが“天の声”のように「そろそろ次の質問を…」とフォローしてくださるので、そこを頼りに進行していましたけど(笑)。
──対談では、神木さんの人柄も生きているように感じました。
そうですかね…(照)。今回、高知の皆さんとお話して、“高知イズム”に憧れを持ちました。豪快さがあって、優しくて、温かくて、すごく楽しそうで。
言葉にできないくらいステキだなと感じて、本の中では“奇跡の県”と表現しているのですが、僕の目指しているものがそこにはあるなと感じました。
──ガイドブックを見て、高知に行きたいと思うと同時に、高知の方とお話してみたいとも思いました。
旅行って、意外と現地の方とお話する機会がないですよね。ご飯を食べに行っても、注文をして、受け取って終わってしまうことが多いと思いますし。
だけど、ひと言、例えば「昨日は晴れていましたか?」とか、何気ないことを聞いてみるだけでも、返ってくるものがあるし、現地の方の人柄がチラッと見えると思うので、話しかけていただきたいな、と。それも旅行の一つの楽しさなのかなと実感しました。
高知旅で発見した自分の一面「意外と豪快さを持っている」
──そうした高知の方々との交流のなかで発見した、自分の新たな一面はありますか?
意外と豪快さはちゃんと持ち合わせているんだなと思いました。
皆さんとの話で一番盛り上がった話題が、思い切りの良さに関すること。「やっぱり、人生はぶちかましていかないと、楽しくないですよね」という(笑)。
そういう話をしたときに、お相手の方も共感してくださっていて…もともと「ぶちかます」は自分の中で目標にしていたことだったので、ちゃんとその目標に近づけているんだなと、自分の成長を感じました。
──ちなみに最近ぶちかましたエピソードはありますか?
作品によっては、台本に書いていなくても変顔をしていたり、細かく動きを加えてみたり、撮影現場ではいつもぶちかましています(笑)。
──ガイドブックでは、話題のスポットにもたくさん訪れたそうですが、神木さんが一番盛れていると思う写真は?
海が見えるカフェ「SEA HOUSE」は映えるでしょうね。実は、あのカフェ、ずっと行きたかった場所だったんです。過去に暇つぶしでネットを漁っていて「こんな写真が撮れる場所があるんだ!」と、気になりながらもそのときは、どこにあるかが謎のまま終わっていて。
でも、今回、撮影前にいろいろな場所の資料を見せていただいたときに「ここじゃん!」と。運命的な出会いでしたね。
そのカフェでは、空と海を背景に自分がシルエットになる、すごくかっこいい写真が撮れるんです。またプライベートでゆっくり行きたいなと思っています。
友人を巻き込み弾丸の沖縄旅行!そこでの初体験とは?
──プライベートでの印象的な旅行の思い出を聞かせてください。
何年も前の話ですけど、寝れない日があって。朝の4時半とか5時にパッと目が覚めてしまったのですが、何もすることがなくて暇すぎて、友だちに電話をかけたんです。
そこから「なんだよ、こんな時間に電話かけてくるなんて。どうした?」「今から出かける支度できる?」「はぁ?」という会話をして(笑)。
その友だちは「はぁ?」と言いながらも、優しいですし、面白いことが好きな人なので、「嫌な予感しかしないけど、まぁ行くわ」と乗ってくれて。6時ころに羽田空港に集合してから、飛行機の時刻表と行先を見てその場で、僕が独断で行く場所を決めました。
しかも友だちには内緒にして、一緒にカウンターまでついてきてもらって、そこで「那覇まで2枚!」とチケットを買ったので、友だちは「那覇に行くの!?」と驚いていましたね(笑)。
そんな那覇への旅は、2回やっています。1回目は日帰りの弾丸で、2回目は1泊2日で。
その沖縄旅行で初めて見たものがありました。夜、1人で星がよく見える場所に行ったのですが、クロスする流れ星を見たんです!あれは幸せでしたね。
──友だちは誘わなかったのですか?
寝ていたので置いていきましたし、流れ星を見たことは言ってないです(笑)。
──流れ星に何かお願いはしましたか?
「えええ、あ、ええ?」みたいな感じで、何もお願いできませんでした(笑)。
──弾丸旅行、楽しそうですね。
前情報をあまり入れずに行くのも楽しいですよ。何も検索しないで、とりあえずレンタカーを借りて、目に入ったところに寄ったり、「3軒先の店に寄ろう」と決めたり。
ただ、帰ってきてから「調べればもっとあったじゃん」と後悔することもありますけど(笑)。それも思い出になりますからね。
だから、皆さんも先に弾丸で高知に行って、無知識のまま楽しんでもらって、2回目にこのガイドブックを片手に行ってもらえると、まったく違った魅力を感じられるかもしれないです(笑)。
──今、一週間のオフがあったら、どこで何をしたいですか?
2日間は家でゴロゴロしたいです。残りの5日は…ネットで「景色がキレイな場所10選」を検索して、全部回りたいです。全国どこにでも行きます!
景色って大事だと思うんです。遠出をしたときに、普段とは違う景色を見ることで、「別の場所に来た」と認識できると思いますし、それがリフレッシュになるかなと思うので。
──10ヵ所を5日間で回るとなると、単純計算で1日2ヵ所には行かなければいけませんが、スケジュールはうまく組めるタイプですか?
組めます!無理矢理にでも10ヵ所回ります(笑)。
佐藤健とは仲良しではない!?「たまには連絡をください」
──次に挙げるシチュエーションで行きたい場所を教えてください。まずは「一人旅で行きたい場所」は?
イギリス、ロンドン。冬にコートを着て、マフラーを巻いて、コーヒーを飲みながら歩いてみたい。「現地の人かな?」みたいな雰囲気を醸し出して歩いてみたいです。
僕、英語がしゃべれないので、一発で道に迷いますけど(笑)。
──一人旅はしたことありますか?
海外には行ったことないですが、国内では出雲大社と伊勢神宮と京都の千本鳥居(伏見稲荷大社)には行きました。
──続いて、「親友と行きたい場所」は?
そうだな…スペイン、バルセロナに行きたいですね。以前、サグラダファミリアに行ったことがあるのですが、上にのぼらなかったので、親友とのぼってみたいな、と。
あと、親友はたしかサッカーの知識があった気がするので、サッカーショップをめぐりたいですね。僕、まったくサッカーのこと分からないですけど(笑)。
──教えてもらいながらめぐるのも、楽しいですよね。
そうですよね。たぶん、「えー!」「すごいね」と言うだけで知識は入ってこないと思いますけど(笑)。
──続いて、「デートで行きたい場所」は?
デート…どこだ?どこにしようかな…北海道の函館山か、兵庫の六甲山(摩耶山)か、長崎の稲佐山。三大夜景のどこかに行きたいです。
母が夜景好きで、小さい頃よく見に行っていて、その影響で僕も夜景が大好きなんです。だから…自分が好きという理由で夜景を見に行きたい(笑)。
──続いて、「仲良しの佐藤健さんと行きたい場所」は?
佐藤健とすごく仲いい感じに聞いてきますね(笑)。いや、仲はいいんですけど、タケさんの好みをまったく知らないんですよ。地球儀が好きっていうことしか知らない(笑)。
一緒にご飯を食べに行くこともあまりないですし、連絡もそんなに来ないですから。
僕からもたまにしか連絡はしないですけど、その連絡に対してもタケさんは「そっか」「良かったじゃん」みたいな返事だけで。ちょっと塩対応なんです(笑)。
──仲がいいが故にということですか?
あまり用がないのかもしれないです、お互いに(笑)。もちろん一緒に仕事をしている仲間として、仲いいんですけど。
あのタケさんを強引にどこかに連れて行くなら…ディズニーランドとか遊園地ですかね。ベタなところがいいと思います。
──「行こう!」となるタイプですか?
絶対ならないと思います。僕が連れていこうとすると、どこでも「え、な、なんで?」と言うと思います(笑)。でも、強引に連れて行ったら意外と楽しんでくれるんじゃないかな、と。
──遊園地でどうやって遊びますか?
その遊園地の身につけるグッズを全部買わせて、めちゃくちゃ楽しんでる風な格好をさせます。耳をつけたり、サングラスかけさせたり。
それで、ジェットコースターとかに乗る時に「途中で落ちてしまうので、帽子とか脱いでください」と注意されて、全部外すと佐藤健が出てくるっていう(笑)。
あと、写真が撮れるアトラクションで、全部カメラ目線で撮れるか挑戦してもらいたい!「佐藤健は遊園地のアトラクション写真を、アーティスト写真のように撮れるのか」。企画としてやりたいです(笑)。
それよりも佐藤さん、僕に用ないんですか?たまには連絡ください。
──佐藤健さんの話をしているときが、一番イキイキしていますね。
いじりがいがあると言ったら変ですけど、いじりがいあるんですよね(笑)。めちゃくちゃ面白い人なので。
どんなランキングでもいい!「20代の役者ランキングに載りたい」
──5月19日で30歳になりますが、20代のうちにやっておきたいことはありますか?
29歳になったときに、29歳の目標を掲げたんです。29なので、「肉をいっぱい食べよう」と。まだ例年通りの量だと思いますし、もっと食べに行かなきゃいけないので、後半追い上げていきたいなと思っています。
…いや、とてつもなくつまらないことを言ってしまった!もう一ついいですか。
僕は気づいたんです。30代になったら、「20代の役者ランキング」にもう二度と載ることができません。
だから、載れるランキングには載っておきたいです。20代とつけばどんなランキングでもいいので、記念に誰か作って、僕を入れてください(笑)。
──では、30代の目標はありますか?
自分が30歳になるなんて想像してなかったので…不思議な気分ですね。でも、たまに大人ぶってみたいです。30歳ってやっぱり大人なイメージなので。
──神木さんの思う「大人ぶる」とは?
落ち着いた雰囲気を醸し出しながら、「へえ、そうなんだ。よかったじゃん」みたいな感じで話を聞くという…圧倒的余裕感ですね。
まだ自分は落ち着きがないと思うんです。だから、今後出るメディアで妙に落ち着いているなと思ったら、「大人ぶってんな」と思ってください(笑)。
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