「ただの名優じゃない」ルーカス、スピルバーグらが紐解くハリソン・フォードの偉業
現在公開中のハリソン・フォードさん主演の「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」。
言わずと知れた人気アドベンチャー・シリーズの最新作にして、インディ最後の冒険譚。6月30日に全世界同時に公開され、日本でも累計興行収入が20億円を超えるなど、大ヒットを記録しています(7月19日現在)。
そんななか、ハリソンさんが出演してきた数々の名作のシーンを振り返りながら、ジョージ・ルーカスさんやスティーブン・スピルバーグさんらレジェンドが、彼の魅力を語る特別映像が到着しました。
「インディ・ジョーンズ」シリーズが成功を収めたのは、「ハリソンがいたからだ」
40年以上にわたり、インディ・ジョーンズを演じてきたハリソンさんは現在81歳。その長い俳優人生でさまざまな役を演じてきました。「スター・ウォーズ」(1977年~)シリーズでは、フォースを持たずとも、度胸と男気で困難を乗り越え、“銀河イチの色男”ハン・ソロとしてレイアとのロマンスを表現。
映画史に革命を起こし、今なお根強い人気を誇る「ブレードランナー」(1982年)では、それまでとはガラッと違う演技で、SF映画の金字塔とも称される同作の評価に貢献。
そして、「インディ・ジョーンズ」シリーズでは、皮肉屋で探求心が強い、考古学者にして冒険家の主人公・インディを熱演。1作目から最新作まで、その魅力は色あせることはありません。
「インディ・ジョーンズ」「スター・ウォーズ」シリーズなどでタッグを組んだ、制作総指揮のジョージ・ルーカスさんは「ハリソンはただの名優じゃない。“普通の男”の役がピタリとハマる。“凡人”になれるんだ」と魅力を力説。
さらに、ハリソンさんにとって”分身”ともいえるインディという役柄について、監督を務めたスティーブン・スピルバーグさんは、「インディ役の俳優を誰にするかが重要だった。ハリソンを選んで正解だったよ。あのシリーズが成功を収めたのは、ハリソンがいたからだ」と称えます。
映像には「インディ・ジョーンズ」「スター・ウォーズ」シリーズをはじめ、「エアフォース・ワン」(1997年)、「逃亡者」(1993年)などのハリソンさんの名シーンが収められています。
<作品概要>
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」
原題:Indiana Jones and the DIAL OF DESTINY
監督: ジェームズ・マンゴールド(「フォードvsフェラーリ」、「LOGAN/ローガン」)
製作:キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル、サイモン・エマニュエル
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:ハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、アントニオ・バンデラス、ジョン・リス=デイヴィス、マッツ・ミケルセン
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