夏海（森七菜）から健人へ「ずっと一緒にいたい」＜『真夏のシンデレラ』第6話完全版＞

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夏海のことが好きだ──水島健人（間宮祥太朗）は、蒼井夏海（森七菜）に自分の思いを告白した。

夏海からそれを打ち明けられた滝川愛梨（吉川愛）と小椋理沙（仁村紗和）は、夏海にも夏が来た、と大喜び。しかし夏海は、健人に好意を抱いていることは認めながらも、生まれ育った環境が違うこともあり、恋愛は上手くいかないのでは、と言い出す。

そんな夏海に、理沙は恋とか愛とかは一旦置いておいて、夏海にとって健人がどんな存在なのか考えてみてはどうかと提案した。

牧野匠（神尾楓珠）は、夏海の父・亮（山口智充）から修理を頼まれていたイスを持って「Kohola」へ。そこで匠は、夏海が東京でスマートフォンを紛失した話を聞く。

愛梨は、スタイリストへ昇格するテストで失敗してしまったものの、そのショックを引きずることなく仕事に取り組んでいた。するとそこに、愛梨を指名したいという客がやってくる。それは佐々木修（萩原利久）だった。

修は、まだスタイリストになれていない、とためらう愛梨に、免許は持っているけど半人前の研修医と同じだから場数をこなすしかない、と言って励ます。

一方、理沙は、早川宗佑（水上恒司）のライフセーバー仲間から、彼が体調を崩していることを聞く。理沙の息子・春樹（石塚陸翔）がお見舞いに行こうと言いだしたため、理沙は差し入れを購入して春樹と一緒に宗佑の部屋を訪れた。

何も食べていないという宗佑に、うどんを振る舞う理沙。宗佑は、見舞いに来た2人に礼を言った。すると、宗佑をライバル視している春樹は、自分も医者になると言い出す。

春樹が眠ったあと、理沙は宗佑と一緒に後片付けをする。そこで理沙は、なぜ医者の仕事をしながらライフセーバーもしているのか、と尋ねた。

宗佑は、医者をやっていると救えない命もあるが、凹んでいても仕方ないから、それならば1人でも多くの命を守るしかないと思った、と返す。

理沙は、熱く語る宗佑に「かっこいいよ」と告げた。それに対して宗佑は照れくさそうに「理沙の言葉が一番うれしい」と返し…。

健人は、母・恭子（片岡礼子）から、東京に戻るよう命じられる。「これ以上好き勝手して、お父さんを困らせないで」。恭子はそう健人に告げた。

別の日、健人はKoholaで流しそうめんを初体験。蒼井家では、いつもこのスタイルなのだという。途中、差し入れのとうもろこしを持ってやってきた匠も合流した。

食事の後片付けをしていると、弟・海斗（大西利空）がペルセウス座流星群を見ると友達の家へ出かけていく。健人は、一緒に見ようと夏海を誘った。

先輩医師から「もう少し他人の気持ちを想像しろ」と注意され、へこんだ気分で帰宅した修の前に、愛梨が現れる。

愛梨は、修のおかげで店長から褒めてもらえたと言って、差し入れの栄養ドリンクを持ってマンションの前で待っていた。ネットで調べて研修医は忙しいと知ったらしい。

修は、帰ろうとする愛梨を呼び止めて部屋に招くと、もう遅いから泊まっていったらどうか、と提案した。

ソファに座って修と話をした愛梨は、最初は修のことが理解できなかったが、不器用だけど優しい人だとわかった、と告げると、「修くんのこと、好きになった」と言ってキスしようとする。

すると修は、「順番が違うから」と言って、慌てて愛梨から離れた。

夏海と一緒に星を見ていた健人は、「夏海とはずっと一緒にいても飽きない。ずっと楽しい」と告げる。夏海もまた、「最初は住む世界が違うと思っていたけど、違うところがあるからこそ、一緒にいて面白いと今は思っている」と返す。

そこで健人は、匠に嫉妬していたことを素直に打ち明けた。

あくる朝、修の部屋に山内守（白濱亜嵐）が訪ねてくる。参考書を取りに来たのだというが、愛梨が泊まったことを知り、言葉を失ってしまう守。だが、愛梨を見送ったあと、修から2人の間に何もなかったと聞いた守は呆れてしまい…。

仕事をしている理沙の前に、別れた夫・村田翔平（森崎ウィン）が現れる。翔平は、突然のことに驚いている理沙に、「もう一度、夫婦としてやり直さないか？」と告げた。

夜、海を見ていた夏海のもとへ健人がやってくる。砂の山に棒を立て、山崩しをして遊ぶ2人。負けた夏海は、何でも言うことを聞くという。そこで健人は、「この間の返事を教えてほしい」と言った。

すると夏海は、いつも笑顔にしてくれた健人を、自分も笑顔にしたい、と答える。続けて、「いつの間にか私の半径3メートルに健人くんが入っていたから。健人の一番近くにいたい。ずっと一緒にいたい」と告げた。

健人は、そんな夏海にキスをして…。

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