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<試写室>どこにでもいる4人の主人公を外側からちょっと揺らしてみるだけで、こんなにもワクワク!あー、テレビドラマ見てる!!

10月12日(木)22時~スタート!『いちばんすきな花』第1話(初回20分拡大)

めざましmedia編集部

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<試写室>『いちばんすきな花』第1話

こういった仕事をしていると…(突然ですが個人的日記が始まります)、

視聴者の方よりも先に、ドラマ本編を見ることができる!という、テレビっ子一筋30年(小5くらいから計算)の僕からしたら、仕事とはいえ、それはとんでもなく贅沢(ぜいたく)かつ幸運な特権で、だもんで、たまに「僕も、偉くなったもんだな…」なーんて悦に入ることもなきにしもあらずなわけですが(いや、ないな)、今回の『いちばんすきな花』第1話を見て、僕、改めて思いました…。いや、今までのどの試写作品よりも思いました。

誰か…誰かに、

誰かに喋りたいぃぃぃぃぃーーー!!!!!!

見終わったあと、もうホントに見終わったすぐあと。この、誰かに喋りたい衝動!!を、どう抑えればよいのでしょうか!?だってだって、ホントにマジのマジで、終わったすぐ瞬間。終わって次回予告が始まる直前の、「制作著作・フジテレビ」って、左横隅に出た、そのラストカット!!その画からして!!!もう、めちゃくちゃいいよね!!!めちゃくちゃ、いいよね!!!(2回言う)って、言いたい!!!で、そっから、少しさかのぼって、そのすぐ前のシーンの、今田美桜ちゃんも、めっちゃいいよね!!!もう!今田美桜が!!!めちゃくちゃいいよね!!!!(呼び捨てにすな)ってことも、声を大にして言いたい!!!!

その他、ネタバレになるから言えないけど、主人公たちの境遇から、状況設定から、セリフの一つひとつから、あれもこれも、何から何まで、吟味して、言いたい!!!言いた過ぎる!!!!!だけど、言いたいのに、見てるの、僕だけ、独りだけ、って、テレビっ子一筋30年の僕に対して、どういう類の嫌がらせなんでしょうか???(言い方!)

いや、今、この「試写室」というこの場所で、言いたいこと言ってるじゃないかって、そう思っていらっしゃる、どんな相手にも思いを寄せられる、とってもやさしい読者の方もおられるかもしれませんね…。うん、だけど、テレビドラマの醍醐味を、あなたは、ちっとも、わかってらっしゃらない!!!(急にひどい!)テレビドラマの醍醐味は??何か?って???え??それはね!!!リアルタイムで、見て、見終わった瞬間、その感情を誰かに伝えたい!伝えるっきゃない!!(最悪、今じゃなくても、明日誰かに言おう!)って、それが、それこそが、それ込みで、テレビドラマでしょうが!!!(知らんがな)

っというわけで、ここまで、新ドラマ『いちばんすきな花』の“情報”といえるものは、「今田美桜ちゃんが出てるらしい」こと、なおかつ「最後らへんの今田美桜ちゃんがめっちゃいいらしい」ということ、そして「制作著作がフジテレビ」ということしかわからない、極めて「試写室」らしからぬ内容で、約半分の字数を埋めてしまいましたが、いかがだったでしょうか(いい加減にしろ!)。

うん、とどのつまり、僕が言いたかったのは、「喋りたい!」つったって、リアルタイムで見てたとて独りだし、翌日喋る相手がいるわけでもなかろうに…という身も蓋もないは当然として、昨年の『silent』がそうだったように、脚本・生方美久先生の最新作は、今回もまた、見終わった瞬間、誰かに言いたい!!喋りたい!!!語り要素満載!!のドラマに仕上がっている!!!っていう、そういうこと。そういうこと!!なんですッ!!(鼻息)

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<試写室>どこにでもいる4人の主人公を外側からちょっと揺らしてみるだけで、こんなにもワクワク!あー、テレビドラマ見てる!!_bodies

気になる『silent』との対比…作為的ではないドラマティックがいい!

はい。というわけで(2回目)、僕がまずこのドラマを見てまず感じたのはですね…(急にここからとり戻しにかかります)、誰かに喋りたい!!と衝動を抑えられないくらいの、“共感”と“物語”がびっしり詰め込まれた、密度の濃い作品だってことはこれまでの僕の興奮でおわかりでしょう(たぶん)。

だけど、そうなんだけど、こんな見方は邪念でしかないのはわかってはいるんですが、僕のドラマオタクの性分として、どうしても感じとってしまったのは、どうしてもよぎってしまったのは『silent』との対比…なのです。

生方先生の連ドラデビュー作で前作『silent』は、主人公カップルの動向をとてつもなく丁寧に描いた恋愛ドラマでした。で、どこまで丁寧だったか?っていうと、見ていた人なら当然おわかり。ヒロインの今カレと “別れそうな状態から、実際に別れるまで”という、たったそれだけの機微を1話まるまる使って描いたくらい、とんでもなく丁寧なドラマでした。

で、今回の『いちばんすきな花』も、その“丁寧”が思う存分発揮されてはいるんですが、僕がそれよりも感じたのは“ドラマティック”の部分。前作が“音のない世界で生きる彼”という“背景”そのものがドラマティックで、背景がドラマティックだった分だけ、登場人物たちの動きは彼らの感情が赴くまま、ことさらドラマティックな展開は用意されることなく進行していった印象でした(それが、素晴らしいんですけども)。

だけど今作『いちばんすきな花』は、「男女の友情は成立するか?」という、永遠の命題ともいえる大テーマは君臨しているものの、それ自体はドラマティックではないもんだから、あえて外側からドラマティックを起こしているような印象。いやだけど、そう言っちゃうと、『silent』のような丁寧な物語運びこそが素晴らしくて、だからこそ“自然”で、それが生方脚本の良さじゃない?なーんて、そんな邪推してしまう方もいるかもでしょう。

だけどだけど、そのドラマティックがまたいいんですよ。ドラマティックが起こるとはいっても、決して作為的ではないし、どこにでもいる、誰にでもあてはまる4人の主人公たちを、あえて外側からちょっと揺らしてみるだけで、こんなにも楽しい“作品”として仕上がって、こんなにワクワクできるんだ!!あー、テレビドラマ見てる!!今、俺、テレビドラマ見てる!!俺、生きてる!!っていう、そういう感じ(意味わからん!)。…うん、まあ、そこは、見てのお楽しみ!!!(説明逃げた)

<試写室>どこにでもいる4人の主人公を外側からちょっと揺らしてみるだけで、こんなにもワクワク!あー、テレビドラマ見てる!!_bodies

キャスト全員、一人残らずもれなく好演しています

あ、で、もちろんですが、「今田美桜ちゃんがいいらしい」ってことは書きましたが、ほかのキャストも素晴らしいのは当然です。「男女の友情は成立するのか?」をテーマにしたこのドラマにおいて、その権化ともいえるほど、ジャストフィットすぎる多部未華子さんはもちろんのこと、第1話において最も大きなドラマティックが起こったと言っていい松下洸平さんの起こるべくして起こった感。令和の光と陰キャラを一手に引き受けている神尾楓珠さんの唯一無二さ、でもって、その4人の主人公たちに寄り添う仲野太賀さん、齋藤飛鳥さん、臼田あさ美さんら、キャスト全員、一人残らずもれなく好演しているので、そこもご心配なく!

<試写室>どこにでもいる4人の主人公を外側からちょっと揺らしてみるだけで、こんなにもワクワク!あー、テレビドラマ見てる!!_bodies

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で、最後。どうでもいいことですが、僕に朗報です!!来週から、ネタバレありの事後レビューになりそうです!!!あぁ!何もかも、思う存分、“喋りたい!!”をここで発揮できる!!!次回以降もどうぞよろしくお願いいたします。

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