山田孝之「（自分のことは）好きなタイプじゃないんだろうな」ほとんど会話しなかった映画の撮影を振り返り、岡山天音が大あわて！

10月13日（日）の『ボクらの時代』は、山田孝之さん、仲野太賀さん、岡山天音さんが登場します。

山田さんと仲野さんは、11月1日（金）公開の映画『十一人の賊軍』で主演を務めています。

本作は、1868年、江戸幕府から明治政府へと政権が移りかわるなかで起こった、戊辰戦争を背景に、ある砦（とりで）を守るために集められた罪人たちが死闘を繰り広げる時代劇。山田さんが侍への復讐で捕まった罪人役、中野さんが剣術道場の道場主を演じ、岡山さんは密航を試みた罪人役で出演しています。

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山田：（岡山さんに）なんで今回、これ（『ボクらの時代』への出演を）、OKしたの？

岡山：ふふ。ていうか、なんで（主演の2人と）僕なんですか？

山田＆仲野：（笑）。

山田：すげーイヤそうなんだけど。ここにいることが（笑）。

岡山：イヤじゃないです。全然、イヤじゃないけど。「みんな、断ったのかな…？」みたいな（笑）。

仲野：やめてよ！（自分と山田さんが共演者から）嫌われてるみたいに（笑）。

山田さんが、仲野さんと岡山さんに「もともと、仲が良いんでしょう？」と質問すると、俳優を始めた十代からの仲だということが判明。一方、山田さんと岡山さんは――。

仲野：あれ？（山田さんと岡山さんは）『（十一人の）賊軍』が「はじめまして」ではない？

岡山：めっちゃ「はじめまして」です。

山田：「はじめまして」。

仲野：あ、「はじめまして」なんですね。

岡山：緊張します、普通に。

山田さんは、岡山さんとは、現場でほとんど会話しなかったため「（自分のことは）好きなタイプじゃないんだろうな」と思っていたと語ると、岡山さんは大あわて。仲野さんからも、撮影現場での2人は「本当にしゃべらなかった」と暴露されますが…。

山田：基本、全員機嫌悪かったからね。

仲野＆岡山：うはははは。

山田：過酷過ぎたじゃん、だって。

撮影はアクションシーンが多く、過酷だったと振り返ります。そんななか、仲野さんは殺陣（たて）の稽古に苦労したことを明かします。

仲野：正直、（刀を）振りゃなんとかなると思ってたんですよ。

岡山：めちゃめちゃ、ナメてる（笑）。

仲野：（笑）。「運動神経もそんな悪くないし」とか思って、殺陣の稽古を始めたら、あまりのできなさに…。

仲野さんは、稽古初日の様子を見た白石和彌監督の「顔が真っ青になっていた」と苦笑します。

山田：（剣の）達人の役だもんね。

仲野：（白石監督が）「キャスティング間違えた」みたいな顔されてて（笑）。

仲野さんは「しっかり練習するんで、本番は大丈夫です」と監督に約束。別の仕事の現場にも木刀を持参し、クランクインまでの半年間、練習を欠かさなかったといいます。木刀は、海外にも持って行ったそうで…。

山田：ヤバいやつだ。海外に（木刀）。

岡山：持っていけるんですか？木刀って。

仲野：これが、一応調べて。どうやらいけそうだってなって。アメリカの空港に、荷物検査で出したんですよ。そしたら「うん？何これ」みたいな。

山田：そうなるよね。

仲野：で、俺も英語、そんなわかんないけど「ジャパニーズアクター」みたいな。

山田：ああ、わかりやすい。

仲野：「アクター？」みたいな。で、なんかパソコンで、ちょちょちょって（調べられて）。

仲野さんは、俳優のデータベースを調べた検査員から意外な言葉が返ってきたことを、身振り手振りを交えて報告。これに山田さんも、自身に起こった空港でのエピソードを披露し、大笑いします。

ほかにも、それぞれの趣味、俳優を目指したきっかけ、仲野さんが大河ドラマの主演決定を知った際の心境、親の存在についてなど、さまざまな話題を展開します。

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