磯山さやかさんが、30代最後となる写真集について語りました。
10月20日に6年ぶりとなる写真集「and more」(講談社)を発売する磯山さやかさん。
<【写真11枚】アザーカットあり!この記事の写真を見る>
最新写真集のテーマは「デビュー23周年のグラビア原点回帰」。グラビアの聖地・グアムでロケを敢行し、弾けるビキニ姿、大人の魅力全開のランジェリー姿、写真集ならではの大胆ショットも撮影。
キュートな笑顔、癒やしのマシュマロボディ、ナチュラルな艶っぽさ…磯山さんの魅力が最大限に詰まった1冊になっています。
今回、発売を前に、磯山さんにインタビュー。グアムロケのエピソードや写真集の見どころ、また間もなく迎える40代への心境、気になる結婚についても聞きました。
<磯山さやか インタビュー>
――6年ぶりの写真集「and more」の発売が決まった経緯を教えてください。
グラビアをやっているものとしては、毎年でも写真集を出せたらいいなという思いはありますが、自分の希望だけで出せるものではありませんし、今回のように出したい、と言っていただいても、本当にいいのかな、と悩む気持ちもありまして。
写真集はやはり特別な気合いが入るといいますか、つくるからにはいろいろな方に手にとっていただきたい、いただかなければいけないものでもあるので、プレッシャーも感じます。
そんななか、30代最後というタイミングと担当の方の熱意もあって、出版していただけることになりました。
――今回「グラビア原点回帰」をテーマにしていますが、どういった部分で意識していますか?
全体的に“ザ・グラビア”といいますか、昔から変わらない構図だったり、撮られ方を意識しました。
私のファンの方は、10代のころから応援してくださっている方も多いので、そういったみなさんが、慣れ親しんだ、ちょっとホッとできるような、あまり頑張りすぎない磯山を見ていただけるグラビアにできればいいな、という。
何度も訪れているグアムで、カメラマンさんも昔からお世話になっている松田(忠雄)さんにお願いし、環境も含めて原点回帰といった感じだと思います。
――そんななかでも、新たに挑戦したことはありますか?
今までの写真集やカレンダーでは着ていない形の水着…お尻の形がきれいに見えるものには挑戦しました。
あとは、原点回帰でありながら、ここまでグラビアをやってきて、見せ方に、メリハリをつけられるようになったので、そういった部分はレベルアップといいますか、「大人になったね」と思っていただけるような写真集になりました。
――先行カットだけでも期待が高まりますが、ご自身のお気に入りはどんなカットですか?
今回、3泊4日で行ったのですが、実は晴れの日があまりなかったんです。でも、海での撮影では天候に恵まれて、私もスタッフさんも気分があがって、昔に戻ったようにはしゃぎながら撮影ができました。
そういう意味では、グアムの海+はしゃぐ姿+定番のグラビアといったカットが多く、気に入っています。
あとは、ファーストテイクとなったカットもそうです。降っていた雨が止んだと思ったら、山側からふわーっと光が差し込んできて、グアムらしい幻想的な写真が撮れたんです。
最初のカットというのはどうしても緊張感がありますし、まずはシャツを羽織った軽めのスタイルから…といった感じだったんですけど、一発目ですごくきれいな写真が撮れたことでみんなの気持ちが一瞬でひとつになれた気がしました。
このカットが撮れたおかげというわけではないですけど、それでも「今回、決まったね!」みたいなロケの幸先のよさを感じられるような1枚になりました。
お尻の筋トレを始めたけど、ちょっと間に合わず、くらいな感じ(笑)
――磯山さんといえば、“マシュマロボディ”が代名詞でもありますが、今回、ボディメイクなどはしましたか?
毎回、そうなんですけど、あんまり頑張ることをしないんです。ダメなんですけどね(苦笑)。
ただ、絞り過ぎちゃうと、ファンの方の意見とも違ってしまうでしょうし、年齢を重ねるからこそのよさもたくさんあるので、いつも通りというか、お尻の筋トレを始めたけど、ちょっと間に合わず、くらいな感じです(笑)。
あとはもう、グラビア歴20年以上の技で、ポージングや衣装に助けていただきながらきれいに見せるとか、テクニックを使いました。
――磯山さんは、野球などスポーツ好きとしても知られますが、普段スポーツはしますか?
見るのは好きなんですが、あまり体を動かすことはなくて。普段も、姿勢を気をつけたり、家で体をほぐしてストレッチしたりするくらいで、ジムでトレーニングといったことはしていません。
あとは、やっぱり体の中からのケアが大事なんだということを、ひしひしと感じるようになったので、食事の際も、栄養価を考えて食べるようにしています。
でも、ストレスを作るのはよくないので、お酒も飲みますし、バランスを大事に、すごく太らなければいいや、くらいの感じでいます(笑)。
60代で水着を披露した宮崎美子に触発!?
――30代ラストということですが、40代になっても写真集を出してほしい、という声もすでにあがっています。
ありがたいことです。まさか、この年までグラビアをやらせていただいているとは、想像もしていなかったので、求められる限りは頑張りたいと思いますが、ちょっと思ってもなかったというか…。本当に奇跡的にここまで続けてこられたので、あとはみなさんのお力で応援していただけたら、もしかしたら…。
宮崎美子さんが60代で水着を披露されたとき、みなさんから「磯山もいける」と言っていただいたんです。
でも、宮崎さんは本当にかわいらしくて、素晴らしいんです。通常、あんなことはあり得ませんから。そのくらい特別なんです。
写真集をつくることはすごく好きですし、今回の写真集が多くの方に届いて、さらにみなさんが望んでくださって、またつくることができたらいいな、とは思います。
――この写真集をファン以外だと誰に見せたいですか?
若手のグラビアの方に見てもらいたいというのはあります。今は、多様性の時代で、いろんなグラビアアイドルの方がいるんですよね。
グラビア自体が考えさせられるジャンルにもなっているなか、王道でやってみたいという若い方たちに、「基本的な教科書」という感じで見ていただけたら。
ここに自分たちがやりたいことを加えて、色を出していったらどうでしょうか、といった感じの参考として。
頑張ればいくつになってもできるし、年齢は関係ないよというところでも、希望になれたらうれしいです。
結婚は「お相手がいたらすごくしてみたい」
――10月23日には誕生日を迎えますが、最近のSNSの投稿で、「10月は記念日がたくさんある。今年は特に特別になりそう」と書いていました。“特に特別なこと”とはどのようなことでしょうか?
10月は、自分が40歳を迎えるのもそうですが、愛犬も10歳になりますし、デビュー記念日、写真集を発売し、お渡し会でファンの方にお会いできるタイミングでもあるということで、節目の多い、うれしい月になりそうだなということで特別と書きました。
――結婚発表などではなかったのですね。
ごめんなさい、結婚ではないです(笑)。結婚は、お相手がいたらすごくしてみたいものなんですけど、ひとりではできることではないので、いつかできたらいいなという感じでいます。
――では、40代の抱負があればお聞かせください。
私の周りにいる40代の方はみんなすごく楽しそうなんですよね。なんでだろう、と思って見ていたら、みんな自分の人生を楽しんでいるんですね。
私は今まで、周りのことを優先的に考えて動いてきたところがあったので、40代は自分がやりたいと思うこと、楽しいと思うことに力を入れて、磯山という人生を楽しめる時間を過ごせたらいいなと思います。
心身ともに変化もあると思うので、そういったところも楽しみながら、先輩方の話もうかがいながら過ごしていけたらいいですね。
――挑戦したいことはありますか?
先ほど言ったように、あまり体を動かしていないので、マシンピラティスに挑戦してみようかな、と思っています。伝手(つて)はつくってあるんですけど、まだ一歩が踏み出せていないので、誕生日を機にトライしてみたいです。
――最後に、写真集を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。
本当にいい写真集と、自信を持って言えるものになったと思います。待っていてくださったみなさまには、「お待たせいたしました」とお届けしたいです。
毎回そうですが、「これが最後になるかもしれない」という気持ちで後悔のないようにつくりましたので、ぜひ、その気持ちを受け取っていただけたらうれしいです。
もう少しでお届けできるので、楽しみに待っていてください。
撮影:山越隼
<プロフィル>
1983年10月23日生まれ。茨城県出身。2000年にデビュー。グラビアで人気に火がつき、“いそっち”の愛称で親しまれる。バラエティやラジオで活躍するいっぽう、数々のドラマや映画に出演。プロ野球をはじめとするスポーツ番組のMCも務めるなど、マルチに才能を発揮している。
11月25日には、2024年のオフィシャルカレンダー(壁掛けタイプ)も発売される。
<写真集&イベント情報>
タイトル:磯山さやか写真集「and more」(撮影:松田忠雄/講談社刊)
発売日:2023年10月20日
定価:3520円(税込)/A4判/132ページ
「and more」からの全点アザーカットで構成されるデジタル限定版写真集「and you」(撮影:松田忠雄/講談社刊)も同日配信(3410円<税込>)
また、「and more」の発売記念イベントが10月21日(土)15時15分から、東京・SHIBUYA TSUTAYAで開催されます。
詳細は、SHIBUYA TSUTAYAイベント公式ブログまで
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