八木莉可子『パリピ孔明』シンガー役で楽器&歌に初挑戦!「果たして私でいいのだろうか」
毎週水曜22時~『パリピ孔明』
八木莉可子さんが、楽器やダンス練習の裏側を明かしました。
現在放送中の“音楽青春コメディ”『パリピ孔明』(フジテレビ)は、「ヤングマガジン」(講談社)にて連載中の人気コミックが原作(原作:四葉夕トさん、漫画:小川亮さん)。
中国三国時代の天才軍師・諸葛孔明(向井理)が現代の渋谷に転生して、歌手を目指すアマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌)を成功に導いていくサクセスストーリーです。
八木さんは、シンガーで、アイドルユニット「AZALEA(アザリエ)」のメンバーでもある久遠七海(くおん・ななみ)を演じています。第4話で初登場を果たすと、SNSでは「歌上手い!声が好き」「かわいい!」などの声が。
ポカリスエットのブランドキャラクターを務め、最近では『First Love 初恋』(Netflix)、連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK)など、数々の作品に出演している八木さん。
本作で初挑戦となる楽器や歌の手応え、共演の上白石さんの印象、自身が思う“知られざる一面”などを聞きました。
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ベースとギターに初めて挑むも「頭がごちゃごちゃに(苦笑)」
――出演オファーを受けたときの気持ちを聞かせてください。
正直、最初は不安が大きかったです。ダンスは以前、CMで挑戦させていただいたことがありますが、それ以外では習ったことがなくて。ギターとベースは、触ったこともほぼなかったので、果たして私でいいのだろうか…という気持ちがありました。
でも、未経験の私がそういう役をいただけたというのは、すごくありがたいことなので、頑張ろうと思って受けさせていただきました。
――ダンスの手応えはいかがですか?
撮影前にダンスレッスンがあったのですが、そこで、同じAZALEAメンバー役の葵うたのさん、森ふた葉さんと仲良くなりました。みんなでダンスを教えあったり、「こうしたほうがいいんじゃない?」とか「難しい!」と話しながら練習したり。ずっと3人一緒に練習していたので、撮影本番は「今まで頑張ってきた成果を見せよう!」という気持ちで挑みました。
――ギターとベースは未経験だったそうですが、挑戦してみていかがですか?
難しかったです。練習しているうちに指の皮が剥けてきたり、ベースは一音ずつ押さえるのに対しギターはコードで押さえるので、頭がごちゃごちゃになってきたり…(苦笑)。歌を披露するのもレコーディングも初めてで、緊張しました。
さらに、弾き語りに挑戦したら、手のストロークがだんだん歌のリズムと同じになってしまって、歌手の方のすごさを知りました。七海を通じて、音楽の楽しさを改めて感じられたのと同時に、歌手の皆さんへのリスペクトが増しました。
――八木さんが思う、七海の魅力を教えてください。
七海はちょっと気が強そうな見た目をしていますが、根はすごく真面目で責任感がある、音楽オタクな子だと思います。
七海は、本当はシンガーとして歌っていきたいと思っていますが、プロデューサーの唐澤(和田聰宏)の意向で、仮面アイドルユニットとして活動しています。自分自身をさらけ出せてない部分があるので、英子に対してうらやましさや悔しさを感じつつ、人気アイドル「AZALEA」としての責任も負っています。
そういういろいろな感情が、演じながら私のなかでしっかり湧き出たのを感じました。また、私も七海のように、こうして前に立つお仕事をさせていただいているので、「いろいろな方の支えがあってこそ」と思う七海の気持ちに共感しました。
「すごくやさしい」共演の上白石萌歌とは、楽器トークも
――八木さん自身は、七海に似ていると思う部分はありますか?
私は、好きなものを突き詰めるタイプなので、オタクっぽいところが似ているかなと思います。
――八木さんは何オタクですか?
なんだろう…今、「呪術廻戦」にハマっています!私は日本らしさを感じるものが好きで、「呪術廻戦」も“呪術”という日本の文化を扱っているところが楽しいです。
――AZALEAの代表曲「No Future But Go To Future」は、サウンドプロデューサー・CMJKさんによる書き下ろしです。
変わることを否定するのではなく、肯定するような歌詞になっていて、すごく素敵だと思います。背中を押してもらえるような歌なので、私も普段から聞いています!
個人的には、サビに入る前に男性の「Go!」というかけ声が入っているところが、テンションが上がって好きです(笑)。
――初共演の上白石さんの印象はいかがですか?
すごくやさしい方です。楽器も歌も初めてで緊張していた私に、やさしく声を掛けてくださいました。萌歌ちゃんも、英子として歌う曲がたくさんあってすごく大変そうでしたが、「この曲のコード難しいよね」とか「お互い楽器が大変だよね」みたいな話を、よくしてくれました。
また、撮影の合間には、萌歌ちゃんとAZALEAの3人で一緒に「No Future But Go To Future」のダンスを踊って、動画を撮ったりして楽しんでいました。
――劇中で、七海は英子に“実はAZALEAのメンバーだ”と明かしますが、八木さん自身の“実は◯◯”な一面があれば教えてください。
実は怖がりです。よく、クールで強そうと言われますが、本当はそんなことなくて…。お化け屋敷や心霊スポットには行きたくないし、血も怖いし、そんなに気が強いタイプではないです(苦笑)。
特に、暗いところが苦手なんです。何も見えないのがすごく怖くて、明かりがないと不安になります。真っ暗だと眠れないので、毎晩、部屋にプラネタリウムをつけて寝ています。
現在、大学4年生!仕事で授業を休みがちも「今から頑張りたい」
――『パリピ孔明』は、孔明が現代に転生して物語が始まります。八木さんが転生してみたい時代はありますか?
昭和や大正時代に行ってみたいです。
『First Love 初恋』(Netflix)に出演したとき、主人公の学生時代を演じさせていただいたのですが、その舞台が2000年前後で。そのときに「スマホがないと、電話をかけるときに、こんなふうにドキドキするんだ」と感じたんです。
もちろん昭和や大正時代にもスマホはなくて、今より不自由かもしれませんが、その時代ごとの良さがあると思うので、転生して体験してみたいです。
――2023年も残り約2ヵ月ですが、今年やり残したこと、来年やってみたいことを教えてください。
私はいま大学4年生なのですが、今年の初めの頃は、お仕事で授業を休んでしまうこともあったので、今から頑張りたいです。
来年挑戦してみたいのは、車の運転です。実はペーパードライバーで、地元の滋賀へ帰省したときに、交通量が少ない道路や、ちょっとスーパーへ行く道のりしか運転したことがなくて…後ろ向きの駐車も怪しいです(苦笑)。
来年は、もう少し運転技術を高めて、どこか眺めのいいところへドライブに行きたいです。富士山や湖の近くを走れたら、気持ちよさそうですね。
――最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
『パリピ孔明』は、登場する曲がどれも本当に素敵です。音楽配信サービスでも公開されているので、ドラマの中だけではなく、日常的に劇中歌を聴けるというのが新鮮だと思います。
音楽も物語の主体になっているので、ストーリーだけではなく、リズムに乗って耳でも楽しめる、新しい味わい方ができるドラマです。ぜひ、いろいろな楽しみ方で観ていただけるとうれしいです。
撮影:河井彩美
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