冷え性を改善するための生活習慣ポイントについて、話し合いました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
12月8日(金)の放送では、「冷えを改善する習慣」というテーマで、統合医療SDMクリニック院長の川嶋朗医師をスタジオに招き、MCの設楽統さんと斉藤舞子フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、鈴木あきえさんがトークしました。
「朝寒い!」と感じるだけでも体調不良につながる可能性が…!?
まず紹介されたのは、「日中は暖かい日が多いので、体は冷えないのでは?」という疑問です。
川嶋医師によると、気温が高くても体は冷えているそうで、例えば朝起きたときに「寒い」と感じると「自律神経が興奮状態になる→血圧が上がる→不調が出る」という循環に陥ってしまう可能性があるといいます。
鈴木さんは「まさに昨日、日中は暖かいと思って薄着で外出したら、夜は寒くて手足が冷えた」と語り、竹山さんが「寒くて震えが止まらないことがある。冷えを超えて不安」と打ち明けると、川嶋医師は「自律神経が暴走しているか、うまく働いていない可能性がある」と推察しました。
冷えて血の巡りが悪くなると、「頭痛」「肩こり」「息切れ」「生理痛」などの不調につながり、悪化すると「脳卒中」や「心臓病」などにつながることも。
千秋さんが「こういう症状は出たことがない。低血圧だし、自分が気づいていないだけかもしれないけれど」と言うと、鈴木さんは「千秋さんは“トップオブ健康体”のイメージ。私は、不調の詰め合わせみたいな体質で、冬になると目の下のクマがデビルのようになる」と苦笑い。
川嶋医師は「冷えると血液の温度が下がり、血の巡りが悪くなるので、代謝も免疫も落ちてしまう。体が冷えると血液は酸素を手放したがらなくなるのだが、そうすると酸素を送り続けることが予防につながるガンも防ぎづらくなり、大病につながることもある」と、冷えの怖さについて語りました。
自分は冷え性?チェックリストを紹介!
「入浴で体が温まるまでに時間がかかる」「慢性的な肩こりや腰痛」「冷たいものが苦手」など、自分が冷え性かどうか判断するためのチェックリストも紹介されました。
10項目のうち6つが当てはまった鈴木さんは「当てはまらない人、いるの?」とコメントしましたが、千秋さんが当てはまったのは1つのみ、斉藤アナは0という結果に。
川嶋医師は「冷え性のライトレベルの人は『冷やさない努力』を、ミドルレベルの人は『温める努力』を」と訴え、「7つ以上当てはまるヘビー級の人は、根本的に生活習慣を整え、病気が思い当たる場合は検査を受けてほしい」とアドバイスしました。
冷え性を改善するためのオススメ温活メニューは?
冷え性対策に効果的な食材には、匂いの成分が代謝をアップさせる効果がある「ニラ」や「ネギ」、食物繊維を多く含む「ニンジン」「リンゴ」、発酵食品の「みそ」、熱を作る「トウガラシ」や血行を良くする「ショウガ」、血管を強くする力を持つ「シナモン」「ルイボスティー」などがあるそうです。
こういった食材を効果的に摂ることができるオススメ温活メニューは、「キムチ鍋」や「ニンジン・リンゴホットスムージー」。
川嶋医師は、「ニンジン・リンゴホットスムージー」を作るときは「ニンジンとリンゴをミキサーにかけると食物繊維が壊れず、レンジで温めると栄養の減少も少なくすむ」と作り方のポイントを伝授しました。
冷え性の人が気をつけたい靴下の履き方&お風呂の入り方は?
川嶋医師は、靴下の履き方やお風呂の入り方についてもアドバイス。
まず靴下は、締めつけすぎると血流を妨げてしまうので、ゆったりめのものを履くのがオススメだそうで、2枚重ねるときはよりゆったりしたものを履くと、空気の層が生まれて足元が温まるそうです。
また、お風呂の適温は副交感神経がリラックスする38〜40℃。40℃以上のお湯は交感神経のスイッチが入ってのぼせたり、血圧が上がったりする原因になるといいます。
「体が寒いと感じた瞬間にも交感神経が働くので、洗い場や脱衣所も温めておくように」という川嶋医師の話を聞いていた竹山さんは、「飲みすぎたときにスッキリしたくてサウナに行くけど、サウナ入ったあとに水風呂に入るのもよくない?」と質問。
すると川嶋医師は、「高温のサウナはストレスが強く、交感神経が働いて血流が悪くなり体に負担がかかるので、オススメしない。斉藤アナのように冷え性の症状がない人が体を鍛えるために行くなら高温でもいいが、冷え性の人がサウナに行くなら低温のミストサウナがオススメ」とアドバイスしました。
手指の冷え解消に効果的な「指ヨガ」のやり方は?
川嶋医師は、手の冷えの予防に効果的な「指ヨガ」も伝授。
「指ヨガ」のやり方は、まず両手の指の腹を合わせて、ピラミッドのような形を作って力を入れた状態で、5回腹式呼吸をします。
その次に1本ずつ力を入れて5回腹式呼吸をするのですが、指にはそれぞれ“効く場所”があると川嶋先生。
「親指=代謝アップ」
「人差し指=上半身」
「中指=脳〜脊髄」
「薬指=お腹」
「小指=下半身」
に効果があるので、気になる部分の「指」だけ力を入れてやってみるのもオススメなのだとか。
スタジオで実践してみた鈴木さんは、「ちょっとやっただけでも、体がポカポカした感じがする!」と驚いた様子でした。
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