『トクメイ!警視庁特別会計係』第9話より、JPさん、前田拳太郎さん、徳重聡さんよりコメントが到着しました。
カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ、橋本環奈さん主演『トクメイ!警視庁特別会計係』が放送中。
緊縮財政を強いられた警察組織は、かねて警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署で、捜査費などにメスを入れる「経費削減」テストを行うことを決めます。
そんな経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って、本庁から派遣された特別会計係の女性警察官・一円(はじめ・まどか/橋本環奈)でしたが、そこで待ち受けていたのは、無駄な器物破損やいかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署のひとクセもふたクセもある個性豊かな刑事たち。
「捜査に金は必要だ!」と話す刑事たちと、ときにぶつかり合い、ときに協力して、次々と起こる事件を解決へと導く新しい警察エンターテインメントです。
第8話では、須賀(佐藤二朗)が、消えた一億円の責任と、上層部に逆らう行動をした円を守るために、万町署をあとに。また、脅迫者Xの正体を突き止めた片桐(米本学仁)が、何者かに殺されるという衝撃の展開で幕を閉じました。
第9話では、遺体の第一発見者となった湯川(沢村一樹)が、殺人の容疑をかけられます。 納得がいかない湯川班は、捜査からあっさり外され、さらに、互いの思いがぶつかり険悪なムードに。
そのころ円は、経費20%削減を達成したにも関わらず、榊山官房長(福井晶一)から万町署が予定通り統廃合されると告げられ…。
一方、警察の監視下を抜け出し、脅迫者Xについて独自に調べを進める湯川。円も同じく、Xの正体について捜査を進めると、1億円が盗み出された日に、署内で怪しい動きをしていた人物を見つけます。
リーダーの湯川がいないことで、ひとりひとりのこれまでとは違う一面が見えてくる第9話。
そんな湯川班のメンバーである、JPさん、前田拳太郎さん、徳重聡さんに話を聞きました。
『トクメイ!警視庁特別会計係』第9話は、12月11日(月)22時より、カンテレ・フジテレビ系で放送されます。
<JP コメント>
――ここまで大竹浩介を演じてきていかがですか?
何回も染め直して、ようやく色が入ってきたような。ジーパンでいったら、新品を買って、何回もはいて、ちょっといい味が出てきた、みたいな感じですかね。
ジーパンが若干柔らかくなったような、そんな気が自分の中ではしますね。
――演じるうえで、意識していることは?
大竹は、嫌みを言ったりネガティブだったり、少し陰湿なところがあるけれども、しっかり芯には愛と信念がある人なので、そこをうまく出すのが難しいと思いつつ、注意して演じていますね。
やっぱり、ものまね芸人という見方もあって、「誰かのモノマネしないの?」と…。そういうのは、今回ゼロで来ているので、ふざけすぎない。
お芝居の中での“ふざける”っていうのは、もう少しやらなきゃいけないんですけど、その中でも大竹のボーダーがあるので、バランスを心がけています。
――クライマックスに向けて、大竹の注目してほしいポイントはありますか?
物理的にいうと、大竹は全話の中で第9話が一番しゃべっています(笑)。湯川班の中で、衝突があるんですよね。それは、大竹としては、湯川班を愛しているがゆえにやっぱり悲しいわけですよ。
でも、その悲しさを表現しない。そんななかで、あれだけ感情を表にいっさい出さない、いつもどこかで俯瞰(ふかん)で見ている大竹が、初めてこの第9話で言葉や態度で気持ちを表すシーンがあります。
大竹史上、最大の見せ場がありますので、そこをぜひ見ていただきたいです!
――撮影現場でのエピソードを教えてください。
橋本さんの、僕に対しての当たりが強くなってきたよね(笑)。でも、本番でミスしたときに「本当もうマジありえないんだけど(笑)!」って言って、パッと笑いに変えくださり、たくさん助けていただいています。
最近は、徳重さんにもたくさんイジられていて、「アンタ」って呼ばれています(笑)。食道楽の方で、よくオススメのお店を教えてくださるのですが、最近は「アンタはいいでしょう、ギャグとかがあるから。私は求められてもね、俳優だから持ちネタないんですよ」って言われました(笑)。
そんな僕たちを見て、沢村さんからも「あれ?2人めっちゃ仲いいね」ってイジられて(笑)。
本当に、びっくりするぐらい和気あいあいとさせていただいていますね。ただ、撮影が始まると、みなさんガッと締めるので、その温度差についていくのが…毎回ハラハラしています(笑)。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
第9話は、脅迫者Xについて、グッと進んでいきます。各々のキャラクターの陰と陽が描かれていて、大竹含めこれまでと違う一面を見せています。
1人3役やっているくらい、表情や心情が変わるシーンがめじろ押しなので、そのあたりを見ていただきたいなと思います。
放送後は、ぜひ僕のX(旧twitter)、そして『トクメイ!』のSNSに“いいね”押していただいて、「#よくやったJP!」をつけて感想を書いていただければと思います!
脅迫者Xが誰なのかは、第9、10、11話を見ないとわかりませんので、ぜひ最後まで見ていただければと思います。
<前田拳太郎 コメント>
――ここまで月村久を演じてきていかがですか?
先輩たちに囲まれて、すごくかわいがってもらいながら仕事をしている月村と同じように、僕も役者の先輩たちに囲まれて、先輩たちといろいろお話しさせてもらいながらやっていて。
すごく月村と状況が似ているので、みなさんのおかげでやりやすく演じさせていただいています。
――演じるうえで、意識していることは?
新人刑事なので、まだ慣れていない感じや、後輩感などは、どんどん出していかないと、と思っています。
あと、新人だからこそ、誰よりも“成長”が見えると思うので、少しずつ成長していく月村を演じられればいいなと思いながらやっています。
――クライマックスに向けて、月村の注目してほしいポイントはありますか?
これまでは、あまり自分の思いを誰かにぶつけるっていうことがなかったんですけど、第9話では、ちゃんと自分の考えを持って行動しています。一番
成長が見える回だと思うので、そこに注目して見ていただけるとうれしいです。
――撮影現場でのエピソードを教えてください。
最近は、沢村さんが特にイジってくれるようになって、僕が何か言うと、ことあるごとに「だからモテないんだよ」「だから友だちいないんだよ」と冗談を言われて、月村みたいなキャラにされています(笑)。
あと、僕がすごくビビリなので、橋本さんが急に「ワッ!」って驚かしてきたり、先輩たちから月村みたいにイジられています(笑)。でも、そのおかげで、より距離も縮まっていいかなと思っています。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
第8話、第9話あたりからまた新しい展開になってきていて、湯川班の結束などがさらに見えてくると思います。
あと、第1話からずっと伏線が張られている脅迫者Xについても、どんどん明かされてくるので、みなさん、ぜひお楽しみに!
<徳重聡 コメント>
――ここまで中西翔を演じてきていかがですか?
自分の中での中西を演じるうえで、台本を読んだ時点では、“冗談”なのか“本気”なのかわからないギリギリの線の人。でも、さらに読み込み、“本気”が若干上回っている、という設定で入りました。
大2話くらいまでは、それでまかり通っていたけど、第3話くらいから「冗談、本気、冗談」、第4話は「冗談、本気、冗談、冗談」と、だんだん“冗談”の数が増えていく一方で。
ようやく第9話で、私が願っていた、中西のちょっといいところをお見せできるかと思います。
でも、今までよりはマシなだけで、「すごくかっこいいじゃん!」っていうわけではないですけれど…(笑)。
あと、湯川さんと一番付き合いが長く、その関係性もご覧になっていただけたら、私は幸せです。
――演じるうえで、意識していることは?
いかにポンコツでいるか、いかにイジられるか、ということを意識しています。かっこつける部分は、ひとつもないという思いで、中西自身はかっこつけているシーンですら、かっこよくなったらいかんと思ってやっていました。
――撮影現場でのエピソードを教えてください。
ちょっとした中空きがみんなそれぞれあったりするので、ラーメン屋さんやとんかつ屋さん、うなぎ屋さんなど、スタジオ近辺のおいしいお店について話していますね。しかも、オススメしたお店に結構行ってくれていて、うれしいですね。
JPさんは、「ここ行ってきましたよ!」って報告してくれるので…
徳重:とんかつ屋さんでは、ヒレを食べましたか?
JP:食べました。
徳重:おみそ汁は、豆腐となめこはダブルにしましたか?
JP:あ、なめこだけにしちゃいました。
徳重:ダブルって言いましたよね?
っていう話をしています(笑)。
あと、最近は、「(撮影も)あと何回かな」なんて数え始めるという、ちょっと寂しい感じの空気が流れ始めましたね。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
湯川さんが停職になって、まさかの湯川班の班長がいないことで、今までの回とは違う、それぞれの面々の良きところが見えてきますし、そこから前進して、結束していきます。
あとは、やっぱり脅迫者Xの正体ですよね。ラストの第9、10、11話は、怒とうのスピードで進んでいくので、楽しんでもらえたらと思っています!
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