3月1日(金)に公開される映画『コットンテール』の特別先行上映会が2月13日(火)に行われ、主演を務めたリリー・フランキーさんや錦戸亮さんらが登壇しました。
「錦戸亮はほぼオカン」イギリスでの撮影振り返る
本作はイングランド北西部に広がる湖水地方・ウィンダミアを舞台に、家族の愛と再生を描いたヒューマンドラマ。
主演を務めたリリー・フランキーさんはロンドンで行われた撮影を振り返り、コロナ禍での撮影の苦労を語りました。
リリー・フランキー
「撮影時は本当にコロナ禍真っただ中。ロンドンの撮影の記憶プラス、隔離の記憶が濃い。
当時は本当に撮影が出来るのか?という状態でしたから」
そんな現地で錦戸さんは自炊ライフを送っていたそう。
錦戸
「一合炊けるお弁当箱型の炊飯器を持ち込んで毎晩お米を炊いて、次の日の朝に炊きたてのお米を食べていました。」
リリー・フランキー
「おにぎりを握って来てくれて、たまに僕やパトリック監督にくれた。やっていることはほぼオカンでした。」
錦戸さんが作ったシソのおにぎりは、イギリスからこの日来日したパトリック・ディキンソン監督も「美味しかった」と大絶賛するほど撮影現場で大人気だったそう。
イギリスにはシソがないことを残念がった監督に、錦戸さんは「今日作って来ればよかった~!」と悔しそうな様子を見せていました。
意外にも初共演となったリリー・フランキーさんと錦戸さん。お互いの印象について聞かれると…
リリー・フランキー
「大変な役どころでしたが、それを空気感で説明してくれた。やはり凄いなと。一緒にいやすい人でもあって、ナチュラルに親子感も出た。」
錦戸
「リリーさんはダメ親父としてしっかりと僕を振り回してくれた。演じる上では自分自身が抱いている気持ちも出てくるものなので、その過程も観ていただきたい。」
褒め言葉に照れながらも、見どころをしっかりと観客にアピールしました。