2月21日(日)お笑いコンビ・蛙亭(中野周平、岩倉美里)が単独ライブ・ネコの日イヴを開催。ヨシモト∞ホールで行われたライブの模様は、オンラインでも有料配信された。
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今回、フジテレビュー!!では、半年ぶりの開催となった蛙亭の単独ライブの模様をリポートする。
ステージの暗転が明けると、2人が普段着のような衣装で、婚姻届を提出するシチュエーションからコントを開始。1分程のショートコントが終わると、中野が作ったアニメーションスクリーンに映し出され、軽快な音楽と共にライブがスタートした。
アニメーションが終わると、漫才用の衣装に着替えた蛙亭が再び登場し、漫才の時間に。岩倉「合コンでカッコいい男性に出会った話」をきっかけに、そのシチュエーションを再現することに。女性役の中野に、執拗に絡む男性役を演じた岩倉の姿に、会場からは大きな笑いが巻き起こった。
スクリーンを使った新たな笑いに挑戦
さらに、蛙亭としては初の試みとなるスクリーンを連動させたコントにも挑戦。岩倉が電車内で出会う“ツッコミどころの多い男性”のコントでは、スクリーンに中野のみが映し出され、その表情に注目が集まった。
また、中野が注文が多い寿司職人を演じるネタでも、同様に中野のみがスクリーンに映し出され、今までとは一味違ったコントにチャレンジしていた。
他にも、「お墓参り」や「飲み会終わりの家」など、蛙亭の世界観がふんだんに盛り込まれた60分のステージが繰り広げられた。
すべてのネタを披露し終えると、暗転をはさみ2人がステージに登場。岩倉は「たくさんのお客さんに来ていただいて、本当にうれしいです。いつもありがとうございます、今後ともよろしくお願いします」中野は「本日はご来場いただき、ありがとうございました」と挨拶し、幕を閉じた。
終演後の感想でも漫才のような掛け合いをみせる
単独ライブの終了後、フジテレビュー!!が蛙亭に感想を聞くと、中野は「60分あっという間であれよあれよという間に終わってしまって…」と語り始めると、岩倉は“エアマイク”を持ったインタビュアーを装い、中野の顔にこぶしを近付けた。それに対し「マイク近いな!喋りにくいな」とツッコんだ。
一方、岩倉は「こんなこと言いたくないんだけど、最悪のスタートを切らせていただきまして…」と顔をしかめた。続けて「ステージの裏側では、中野の衣装替えに時間がかかり、スタッフが焦っていた」という状況を明かした。しかし、中野は「周りが見えなかったから、焦ってた?」と、全然気付かなかったと主張。
岩倉は「むかつく、せめて反省して」とダメ出しをすると、中野は小声で「ごめん…」と反省の色を見せた。しかし「俺は俺のペースでやってたから…。流れている時間が違うかもしれない」とコメント。岩倉は「そうですか」とため息まじりに吐き捨てた。
また、モニターが使用された演出について尋ねるも、ライブ中はその映像を見られなかった2人。中野が「2ネタもスクリーンに映し出されてて、そういう特殊なネタは1ネタだけだと思ってた」と戸惑った様子を見せると、岩倉は「じゃあ、今からやり直す?」と、なぜか歯を閉じながら問い詰めた。
その状況に中野は「なんだこのノリ、変なノリ」とツッコんだ。しかし岩倉が「ちゃんとオチがあったのに『俺がその歯を開ける鍵を持っている』っていう」と消化不良だったことを残念がるも、中野が「分かるか、そんなもん!」と繰り出し、息の合った掛け合いを見せた。
<動画:ライブ後の感想>
「蛙亭単独ライブ ネコの日イヴ」見逃し視聴は、2/23(火)15:00まで。詳しくはチケットよしもとまで。