「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際・・・」

枕草子でお馴染みのこの文章。春の明け方の美しさを朝日で映える山脈で描写した、中古文学最高傑作の冒頭です。

ただし、そんな女性ならではの観点で描かれた日本三大随筆の一つも、番組改編期のプロデューサーにとっては知ったこっちゃないことこの上ありません。

忙殺、プレッシャー、寝不足… etc. 迫りくるON AIRに向けて神経を張り巡らせている彼らからは「春はかいへん。やうやう辛くなりゆく瀬戸際だ、バカヤロー!」とでも心の声が聞こえてきそうです。

すわ、恐ろしや。

番組改編期のプロデューサーの心は大変敏感なため、取扱いにはくれぐれもご注意ください

これを英語で言うと…

Producers are very sensitive during program renewal periods, so please be careful when handling them.

Point: be careful when handling = 取り扱いに注意する

「handle」= ハンドルと言えば、車のハンドルが思い浮かびますが、今回は「扱う」という動詞で使われています。

「handle」をよく見ると「hand」= 手がありますね。手で取り扱っているイメージを持つと、覚えやすそうです。

I can’t handle it. 手に負えません。

自分で出来そうな時は、I’ll handle it. やっておきます。

人に任せたい時は、I’ll let you handle it. 任せますね。

あまり抱え込まずに、時には人にお願いするのも良いのでは?

それではまた次回!

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