3月20日(土)14時30分より、フジテレビでは『EXITの未来を本気(マジ)で考える~フューチャーランナーズSP~』(※関東ローカル)が放送される。
EXITが、これからの地球を支える若い世代に向けてSDGsを楽しく知るきっかけを提供し、地球規模の課題解決のために情熱を持って走り続ける人たちのサステナブルな取り組みや熱い思いを紹介する。
「SDGs目標12:つくる責任、つかう責任」の一つとして、食品ロスが問題視されている日本。ミルクボーイは、“食品ロスの救世主”と言われる人物を取材する。
最新のテクノロジーを活用して食品ロスの課題に取り組む工場では、食料廃棄物を豚のえさに変え、ブランド豚として食卓に戻す“循環型”が実現されていた!?そのほか、家庭でも簡単にできる、食品ロスを減らす“野菜の切り方”も伝授する。
また「SDGs目標4:質の高い教育をみんなに」が掲げられているが、果たして日本の教育現場ではどのような取り組みが行われているのか。EXITが、あるカリスマ教師の“未来の授業”を、スタジオからリモート体験する。
社会に出たら、すぐに答えを出せないことばかり。子どもたちがこれから幸せに生きていくために、答えのない問いを見つけ向き合う力を養う授業とは…。自らが課題解決に向けて行動することができる若者を育むための“未来の授業”を紹介する。
この番組は、世界で初めてSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)をテーマにしたレギュラー番組『フューチャーランナーズ~17の未来~』(毎週水曜22時54分~放送)の特別編として放送。これまで同番組で紹介した、SDGsのゴールに向かって走る“ランナー”たちのその後も伝える。
<EXIT コメント>
――この番組のMCを務めることについて、どんな思いがありますか?
りんたろー。:「チャラ男で大丈夫かな」っていうのは、正直ありましたね。でも、「SDGs-1グランプリ2019」で優勝させてもらって、(これまでもSDGsに)関わってきたので、うれしかったですね。仕事を通して得た知識を活かしつつ、一緒に勉強できる機会をもらえたので、うれしく思っています。
兼近大樹:SDGs=お堅いものだと思われた時点で、めんどくさいなと思う人が増えるじゃないですか?そのめんどくさいなと思うことを、こういうめんどくさがりそうな僕らがやっているのは、いいなと思いました。裾野を広げる意味でも、こんなチャラ男でもやっているんだという見方をしてもらえるので、ベストなキャスティングをしたと思います(笑)。意識高い系として見られるのが一番もったいなくて、分断を生みやすいので、僕らのようなタイプが緩和剤みたいになれれば。
――意識しているSDGsの取り組みはありますか?
りんたろー。:仕事でお弁当が出ると、容器を水洗いして帰っていましたが、それもSDGsにつながる一つの活動だなと気づいたり。服を手に取るときも、タグを見るようになったし、野菜も無駄なく切って食べるようにしていて。身近なことを少しずつやっていくことが、SDGsの一歩目なんだと思います。社会が変わりつつあって、より生活の中にSDGsが入ってきやすくなったので、距離感が詰まった気がします。
兼近大樹:実はテレビ業界って、SDGsと対極だと思っていて。収録や撮影に準備する飲み物や食べ物にしろ、いろんなことが、自分の中で説得力がないかもっていうのが正直ありましたね。でも、それすら乗り越えるくらい、映像の力で見せて伝えることができるのではと思っています。テレビに出る立場としては、迷惑をかけているのだという意識はマジであります。でも伝えることで、それを許されているのかなと。今は、影響力のあるテレビを使って伝えるということが大事だと考えています。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
りんたろー。:地球の状況も変わってきていることは、実は今の若い子は気づき、目を向けていると思います。それを周囲にも広げ、変化することを恐れずに、取り組んでいくことが大事。みんなと一緒に学んでいけたらなと思います。
兼近大樹:次の世代に伝えていくことが大事ですよね。人の考えを無理やり変えていくのは多様性とはかけ離れていくことになるので、そうではなく、自分が伝えられる下の世代に伝えて、そういうことなのだと広まっていくことが重要な土台作り。一番簡単にできるのは、身近な人にやさしくすることだと思います。
――身近な人というと?
兼近大樹:家族じゃないですか?あと友達とか。そういうすぐそばにいる人を大切にすることが、一番身近なSDGsなんじゃないかなと思います。
りんたろー。:なら、俺にもやさしくしてほしい(笑)。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは
国連に加盟する世界193ヵ国が合意した17の目標、169のターゲットのこと。貧困等の途上国を中心とした社会課題の解決のみならず、気候変動等の先進国・途上国共通の社会課題の解決について、2030年までに達成すべき目標が設定されており、達成するためには政府・国際機関・民間企業・NGO・学術機関・市民等、さまざまなステークホルダーのパートナーシップが必要となる。