結論、

ヤバいです!!!!

以上ッ!!

いやー、ホント、もう、最高!!

だって『リカ』のヤバい!は最高!!と同義なんだもの!!!

だからもう一度、「東海テレビ」さんがある西に向かって

いやー、もう、最高ーーーッ!!!

っというわけで、あのめくるめく興奮の日々から1年強…。あれから日本は…、いや世界は、誰も止めることのできない、大きな変化に見舞われた…、っていうのに、どうして、この『リカ』ってのは、いい意味で、こうも、全く、変わらないの!!!そう!何があったって動じない、この屈強すぎる『リカ』ワールドよ!!!だからこそ、ヤバい!=最高!なんですよ!!

ああ、そういえば、『リカ』の続編となる今作、『リカ~リバース~』が放送される…って聞いたのは、前作『その女、ジルバ』の、遠山圭介プロデューサーへ、インタビューするべく、東海テレビ東京本社へ出かけた、あの時だったけ…。同行した記者さんから「次は『リカ』の“エピソードゼロ”、やるみたいですよ?」って、不意に、突然に、言われた、その瞬間、え!?『リカ』の!?エピソード!?ゼロ!!??なにそれ!!??エピソード?ゼロ!?!?なの!?エピソード?ゼロ??ゼロ???!(何回言うねん)それ、絶対面白いやつ!!“リカ、エピソードゼロ”って単語だけでご飯何杯も食える!!もう見る前からでもレビュー書けるッ!!!と、その興奮を止められず、内幸町からの家路、スキップで帰ったことを思い出します…。

そして、あの、めくるめく興奮の日々を振り返ろうと思い、さかのぼった自らの『リカ』レビュー(いや、ドラマ見ろよ)…。

(最終回レビューより抜粋)https://www.fujitv-view.jp/article/post-23975/

もうくんずほぐれつの壮絶バトルで、お互いの感情をぶつけ合う舌戦からの、取っ組み合い、隆雄さん(大谷亮平)のアイアンVSリカ(高岡早紀)の注射器、隆雄さんぐるぐる巻き、リカのオペセット、最後は銃撃戦

って、一体どんなドラマ!!ねぇ、一体どんなドラマなの!?って、ツッコミつつも、鮮明に思い出されるあの光景…、そしてその時と同じように興奮してしまった、リカVS隆雄さんの攻防戦…。ああ、もう、最高じゃん。あの興奮を再び、最高じゃん!!

え?見ていないですって!?リカVS隆雄さんの、アイアンからの注射器、そしてぐるぐる巻きを経ての銃撃戦、というドラマ史上に燦然と輝く、あの、伝説の攻防戦を、まさか、見ていないですって!?もう急いで!!FODに急いで!!今なら無料で全話配信中だよ!!!(とんだ回し者感出てますが、僕はいたってマジです!ホントに急いで!!)それに加えて、隆雄さんだけじゃない、大矢先生(小池徹平)が「黙れ!バケモノ!!!」とか絶叫しちゃう、妖怪アドベンチャーばりのセリフが飛び交う、死闘の“第一部”も見逃せないの!!!ホントに急いで!!

で、おいおい、前作の思い出に浸ってばっかりで、さっさと今作、『リカ~リバース~』の話、しろって、感じですが、これに関しては、僕の個人的意見ですが、『リカ』を楽しみにしている方は、あらすじやらニュースリリースやら、なんやら何もかも、事前情報を入れずに見ることをお勧めします!!

僕、どんなドラマでも事前情報、あまり見ない方なんですが…だって初めての気持ち、大事にしたいじゃん?…だったはずなのに、つい、うっかりツイッター開いたら、ドラマのちょっとしたあらすじが目に入っちゃってさ…。それでさ、そのほんの少しのあらすじで、本来、初見であれば感じられたはずの、配役とか、家族構成にまつわる驚き…を、若干だよ?ほんの若干、損ねちゃった気分になったんですよ。だから、もう何もかも情報をいれずに、『リカ~リバース~』から得られる、その世界観の、一挙手一投足、すべての要素を、“初見から”、感じて、興奮してもらいたいのです!!うん、だけど、とは言え、もうあらすじとか見ちゃったよ…とか言う人も全然大丈夫!そんなことで『リカ~リバース~』の面白さ、損なうはず、ないじゃないですか!!!(どないやねん)だからね、心構えとしてね、何もかもまっさらな、フラットな気持ちで見てもらいたい!!そうすることでより興奮を味わえる!!と、僕はそう思うのです。

てな感じで、今回のレビューは、あまり中身について、配役も含めて触れたくないので、役者さんの魅力について、語らせてください…。まずね、やっぱりね、高岡早紀さんの『リカ』をモノにしてる感な!あの第1作の、第1話の登場時から、すでに、モノにしてる感半端なかったのに、さすがの続編だよね。もう登場時の、第一声からフルスロットル!!「あら武士さん…こんな時間からお仕事?」っていう、何気ない、何気なすぎるこのセリフの、「あら武士さん」の“…”!!、“…”の時の顔、目!!!がもう、異常な程の戦慄!!だからこそ、それに続く「こんな時間からお仕事?」が、もう、ただならないことしてるかのような気分にさせるし、幕を開けた『リカ~リバース~』の間違いなさと、信頼感を、すこぶる高めてくれます。

そして、もう一個、どうしても振り返りたいのが、物語も折り返し地点…で放たれた…「美容院、思ったより空いてたの…」っていうセリフ!!うん、そう、この字面だけから受ける印象は、通常のドラマなら、ハッピー!オア、ラッキー!的な、ハートウォーミングにすらなるセリフだってのに、高岡早紀さんが『リカ』の世界観の中で放つと、どうしても戦慄しか感じない!!「美容院、思ったより空いてたの…」…うぅぅクセになる!このセリフが、なぜに、どうして戦慄なのか?もう『リカ』ファンならなんとなくお察しでしょうが、そんな、何気ないセリフの一端まで、どうぞ高岡早紀さんが紡ぐ『リカ』ワールドを、ご堪能あれ!!

で、高岡早紀さんが素晴らしいのはもちろんそうなんだけど、前回の隆雄さん=大谷亮平さんも、僕的に絶妙キャスティング過ぎたんですよね。あんなにガタイがよくて、ダンディで、かつかっこいい…ってのに、リカと対峙した時の“勝てる気がしない感”、あの感じ、なかなか出せるもんじゃないし、それ、今回、どうなってんのかな…って、で、あの隆雄さんの造形、唯一無二だったよね…って。だけど、さすがの『リカ』制作陣!!今回、その雰囲気を、プンプカ醸し、継承してくれているのが、先ほどセリフで登場した武士さん…演じる純烈の小田井涼平さん。ポジション的には前作と同じ…ってわけじゃないんだけど、あまりにもはまりすぎてて、やっぱり圧倒的に勝てる気がしなくって、ナイスキャスティング!!と称賛を送りたい気分。もちろん、小田井さんから感じられる、あのガタイと、ダンディズムと、カッコよさが隆雄さんを踏襲してる…んだけど、隆雄さんにはなかった、軽さとスケベな感じも加わることで…武士さんに小田井さんがジャストフィット!!(いろいろ失礼)一体どういうキャスティング会議開いたら、この純烈の、小田井さんにたどり着くのよ!!もうプロの仕事は違うよね!!

っというわけで、冒頭いい意味で変わらない…と言いましたが、前作のあの構成…リカが誰かを好きになる→ロックオン→ストーキング→大バトルっていう、あの流れで、今回進行することはなく、別アプローチから『リカ』的世界観を展開させていきます。…なんだけど、やっぱりこれこれ!これぞ『リカ』!って、あの時の興奮を再び味わえること間違いなし!そして、前作は、何としてでも見て欲しい…んだけど、それは見ないとわからないじゃなくって、すっごい興奮するから!!ってことなので、最悪、前作を見てなくっても心配ご無用!!初見の人も、『リカ』のヤバさに冒頭から気付かされ、ロックオンされます!!

とにかく、3月20日!土曜日!!23時!!!40分!!!!冒頭から『リカ』ファン待望の“あのセリフ”で、しかも連発!で、テンション急上昇!!なので、絶対に、絶対に!冒頭から見逃さないで!!!

text by 大石庸平(テレビ視聴しつ 室長)