舞台「イケメンヴァンパイア◆偉人たちと恋の誘惑 THE STAGE ～Episode.0～」の公開ゲネプロが4月23日（金）に開催され、松崎祐介（ふぉ〜ゆ〜）、松本幸大（ジャニーズJr.）、冨岡健翔（ジャニーズJr.）、福士申樹（ジャニーズJr.）らが登場した。
本作は、ゲームアプリ「イケメンヴァンパイア◆偉人たちと恋の誘惑」が原作。ヴァンパイアとして蘇り、穏やかな日々を過ごしていたナポレオン・ボナパルトやレオナルド・ダ・ヴィンチなど、歴史に名を残す偉人たち12人の前に、伯爵のかつての友であり永遠を生きる純血種ヴラドと、彼の手によって蘇った伝説の死刑人・シャルルと錬金術師・ファウストが現れ、混沌の渦に突き落としていく様が描かれる。
松崎は、ナポレオン・ボナパルト役。「千年に一度の英雄」と呼ばれ、圧倒的な強さを誇った革命家で、クールな表情の裏ではいつも人が平和に生きられるよう願っており、「カリスマ×俺様」というテーマを持つ。
コロナで今回1年越しの上演となったが、松崎は「本日、『イケメンヴァンパイア〜偉人たちと恋の誘惑〜』が無事に初日を迎えることができました。本来ならば去年の今頃、春の訪れと共に皆様にお届けするはずだったこの作品。こうして幕が開くことを嬉しく思います」と感謝。
また、「当たり前だった毎日がスパッと切られ、『エンターテイメントはなんなのか？』と考えさせられた時間もありましたが、今はその思いを跳ね除け誇らしく前を向いています」と言い、「ステージに立てる喜びを感じながら1人でも多くの方に笑顔と感動、そして全ての方に感謝の気持ちを忘れずに千秋楽まで走り抜けたいと思います」と宣言。
最後には、「真面目すぎでしょうか？では、最後にトゥクス、トュ～～～～ル〜！！」と松崎らしいコメントを寄せた。
松本は、レオナルド・ダ・ヴィンチ役。ダ・ヴィンチは「万能の天才」と呼ばれ、様々な分野において圧倒的に秀でている思索者。“普通”という概念が彼の中にはなく、何事にも自分の目で確かめなければ気が済まない好奇心の塊だ。「天才×ずるい大人」というテーマを持つ彼は、ある“大きな秘密”を抱えているという役どころになる。
「いまだに大変な世の中ですが、初日を迎えることができて嬉しいです！こうして開幕できること、ステージに立たせてもらえることに感謝の気持ちでいっぱいです」と喜び、「最後の最後まで無事に駆け抜けられるように全員で頑張りますので、応援よろしくお願いします！ 劇場で僕ら偉人たちにキュンキュンしてください♡」とアピールした。
冨岡は、かつて神童と呼ばれた天才音楽家のヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを演じる。身も心も音楽に捧げ、自分にとっての至高の音楽を作曲するためにこの屋敷に来たが、冷たく無関心な態度の奥には、繊細な素顔が隠されているというキャラクター。「ツンデレ×潔癖」という要素を持つ。
「止まっていた時がついに動き出しました。この世界の住人として、2年ぶりにお客様の目の前に立てること、心から嬉しく思います」と感慨深い様子で、「まだまだ油断のできない世の中ではございますが、お客様には日々の責務を一旦忘れ、このイケメンヴァンパイアの世界に触れ、没頭する時間になれば幸いです」と真摯なメッセージを寄せた。
そして、福士はイギリスの作家で、「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として知られ、ミステリ作品の基礎を築いた天才のアーサー・コナン・ドイル役に挑戦。「女たらし×軽薄」をテーマを持つアーサーは、頭がよく、洞察力に優れる人物だが、態度は全般において軽薄。女好きで、出会ったばかりの主人公にも強気に迫る。彼がこの屋敷にいる理由はどうやら自身の著書に関係しているようで…。
「昨年延期になり、やっと皆さんに Episode.1 を届けられます。満を持してのイケヴァンなのでお客さんの前で披露するのがとても楽しみです」と期待を寄せ、「成長したアーサーに会いに来てくださいね〜。観たことない方もお待ちしてます」と呼び掛けた。
他にも、「天邪鬼×隠れオオカミ」アイザック・ニュートン（荒一陽）、「野心家×ドSな悪魔」テオドルス・ファン・ゴッホ（横尾瑠尉）、「無垢×優しき天使」フィンセント・ファン・ゴッホ（結城伽寿也）、「ミステリアス×ヤンデレ」ウィリアム・シェイクスピア（釣本南）、「美形×異端」ジャンヌ・ダルク（東将司）、「人たらし×自堕落」太宰治（竹石悟朗）、「高貴×快楽主義」サン・ジェルマン伯爵（瑛）、「クール（？）×執事」セバスチャン（長谷川慎也）、「愛されたがり×不道徳」シャルル＝アンリ・サンソン（上仁樹）、「天才博士×鬼畜」ヨハン・ゲオルク・ファウスト（黒木文貴）、「絶対君主×純粋なる狂気」のヴラド（谷佳樹）など、様々なタイプのイケメンたちが登場する。
