許豊凡の「好きな建物」第1位  “アートの島”で見た自然と建築の融合『地中美術館』

許豊凡の好きな建物ベスト3、第1位は香川県の直島にある『地中美術館』です。

地中美術館 写真:藤塚光政

この美術館は、名前の通り地中に埋まっているんですよ!

安藤忠雄さんの建築なのですが、自然と建築をいかに融合させるかということを考えて設計されていて、中には照明があまりなくて自然光頼りなんです。地下3階までありますが、ちょっとした迷宮みたいになっているところもいい。

地中美術館のグッズ 提供:許豊凡

展示作品は多くないのですが、クロード・モネさんとかジェームズ・タレルさんの作品が常に展示されていて、ジェームズ・タレルさんは光だけで作品を作ることが特徴なので、その光の使い方と、この建物がマッチしていて、すごくステキなんです。

あまり展示数が多くないからこそ、じっくりと作品を見ることができる美術館ですね。

フェンファンさんは『地中美術館』に先日1人で行ってきたそうで…

珍しく2日間丸々何もない日があったので、1泊で直島に行ってきました。朝一の飛行機で岡山まで行って、宇野港からフェリーに乗って、お昼くらいには直島に着けるんですよ。

島全体にアートが展示されている、芸術好きにとっては聖地のような場所。僕も自転車を借りていろいろな場所を巡って、建物やアート、景色を楽しんできました。直島に泊まって、次の日朝もちょっと景色を楽しんで、夕方くらいに東京に帰ってきた感じです。

直島には安藤さんの建物もいくつかありますし、安藤さん自身の活動などを紹介する『ANDO MUSEUM』もあって。その中で地中美術館がやっぱり一番印象深かったですね。

直島一人旅 撮影:許豊凡

直島以外にも、よく一人旅に行くというフェンファンさん。そこには、ある思いが。

一人旅が好きで、日帰りで広島の尾道に行ったこともあります。朝一の新幹線で向かって、半日ぐらい滞在して、終電で東京に帰ってきました。オフの前の日が夜遅くなったりするときもあるんですけど、非日常を味わいたいので。 

尾道一人旅 撮影:許豊凡

東京に生きている人って、なんかみんな忙しそうじゃないですか(笑)。そういう環境にいると、自分のしたいこととか好きなことが分からなくなってしまうこともあって。今はありがたいことにたくさんお仕事をいただいているのですが、「非日常を味わう時間も必要だな」と感じているので、時間があるときは一人旅に出ています。

一旦、今の環境から離れて、ちょっと心や気持ちをリセットするだけで、次の日の仕事に向けてもう1回頑張れるようになる。そういう時間は自分にとってすごく大事なので。皆さんも自分と向き合う時間を取りたくなったら、ぜひ紹介した場所に行ってみてください!

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2024年2月14日(水)発売
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