M-1グランプリ2023優勝の令和ロマンと準優勝のヤーレンズの4人が、『ボクらの時代』で対談しました。

芸風も芸歴も異なる2組ですが、ツーマンライブ「ヤレロマ」を定期的に開催するなど、以前から親交が深かった4人。

そんな4人が「お笑いを始めたきっかけ話」で盛り上がりました。

令和ロマン、きっかけは「有名になりたい!」

慶応義塾大学・お笑いサークル出身の「令和ロマン」髙比良くるまさんと松井ケムリさん。

時代をいち早く取り入れた漫才で観客を引き込み、芸歴6年目という異例のスピードでM-1を制しました。

そんな2人にヤーレンズの楢原さんは「学生芸人はどうやって始まるの?(自分たちは)大阪出身だから、学生芸人文化がない」と質問。

令和ロマン・髙比良さんは、
「僕らからしたら、学生芸人の方がわりと自然というか。『サークル』という場所があるので、自然に始められるじゃないですか。養成所に通ったりするよりかはハードルが低いですし。

とりあえず『やってみよう』と思って芸人を始めて、うまくいったから『プロになっちゃおう』となったのが僕らの流れです」と答えました。

これに対して楢原さんは「でも普通、大学ならお笑いサークルに入らないでしょ?入るならテニスサークルとかでしょ?」と、さらに質問。

髙比良さんは「元々、ふざけたりすることが好きでお笑いとかコントとか。お芝居をやりたかったので僕は。それでコントをやっていた。

(お笑いやお芝居などの中で)サークル感覚でやるとしたら、明らかにお笑いが一番楽じゃないですか。
(お笑いは)度胸だけは必要かもしれないけど、劇団に入ったらみんなと時間を合わせないといけない。
お笑いって下手でもウケていたら成立しているので。
なんでもいいので、スル~となじめた」と、お笑いを始めたきっかけを明かしました。

令和ロマン(髙比良くるま、松井ケムリ)

そして髙比良さんの相方、松井さんのきっかけは、ずばり「有名になりたかった」ことだといい、

松井さんは「有名になれれば俳優とか歌手とかでも何でもよくて、とにかく有名人になりたかったんです。
でも親に『大学に行け』と言われていたので、大学受験だけしてお笑いサークルに入ったという感じですね」と、お笑いを始めたきっかけを明かしました。

令和ロマン(髙比良くるま、松井ケムリ)、ヤーレンズ(楢原真樹、出井隼之介)

ヤーレンズ、きっかけは「母の勧め、転校」

一方、芸歴12年目で初の決勝進出となった「ヤーレンズ」の楢原真樹さんと出井隼之介さん。

早いテンポで細かいボケを重ね、準優勝に輝いた2人ですが、芸人になるきっかけは意外な出来事でした。

楢原さんは「大学受験に失敗して、何もすることない、どうする…ってなって。
俺、本当におバカさんだから行ける大学が無かった。
そしたらお母さんから『NSC(吉本興業のお笑い芸人養成所)とかに行ったら?』って言われて」と、母親から勧められたことを明かした。

令和ロマンの2人は「めずらしい!ファンキーな家!(笑)」と、驚きを隠せない様子。

髙比良さんが「コンビ組まずに1人で行ったんですか?」と質問すると、

楢原さんは「当時、NSCを専門学校くらいに思っていたからね」と、普通の学校に行く感覚でお笑いの養成所に通っていたことを明かしました。

ヤーレンズ(楢原真樹、出井隼之介)

そして楢原さんの相方、出井さんは「中学のときに横浜から神戸に引っ越した」ことがきっかけだったと振り返り、

「学ランの中学校にブレザーで転校しちゃったものだから『うわ~何か来たで!』みたいな(笑)アメリカの刑務所に入所するみたいだった(笑)
『これはヤバイ!早急に関西になじまないと』と思って。
でも部屋にテレビとか置いてくれない家だったから、ラジオを聴いていた。

夜中にキングコングさんのラジオを聴いていたら『おもしろいな』と思って。他の芸人さんのラジオも聴いてみようと思って、どんどんお笑いを好きになっていった」と、関西になじむために聴き始めたラジオでお笑いに目覚めたことを告白。

4人それぞれのお笑いを始めたきっかけ話について花が咲きました。

(「ボクらの時代」2024年2月18日放送より)

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