毎週火曜21時より放送中の、松たか子主演、フジテレビ系『大豆田とわ子と三人の元夫』。
脚本家・坂元裕二が完全オリジナルで描く本作は、松たか子演じる主人公で、3回結婚して3回離婚したバツ3・子持ちの社長・大豆田とわ子が、“三人の元夫”に振りまわされながら日々奮闘するロマンティックコメディ。
離婚してもなお、とわ子のことを忘れられない元夫として、一番目の夫でレストランオーナー兼ギャルソンの・田中八作を松田龍平、二番目の夫でファッションカメラマンの佐藤鹿太郎を角田晃広、三番目の夫で弁護士の中村慎森を岡田将生が演じる。
第3話では、“器が小さい男”鹿太郎がクローズアップ。もともとは、ゴシップカメラマンだった鹿太郎が、取材目的で入った社交ダンス教室で出会ったとわ子の人柄にひかれ、結婚するまでのロマンティックな思い出や、その後、離婚にいたったほろ苦い理由が明らかになった。
物語の終盤では、とわ子が慣れない社長業に悩んでいることを知った鹿太郎が、大きな花束を抱えて会社で一人たたずむとわ子の元へ。社員に言えない愚痴や弱音を聞きながら、やさしく励ました鹿太郎は「ご一緒にいかがですか?」と、とわ子を気分転換に久しぶりのダンスに誘う。
とわ子は、戸惑いながらも鹿太郎の手を取り、会社のデスクや書類にぶつかりながらダンスに興じる。いつしか2人がいる場所はダンスホールに変わり、ドレスとスーツを身に包んだ2人は、現実を忘れるかのように優雅に踊るのだった。
1分に及ぶとわ子と鹿太郎のダンスシーンをはじめ、離婚してもなお、とわ子のことを真っすぐに思い続ける鹿太郎のピュアな魅力に、視聴者から感動の声が続出。
エンディングでは、NENEと共にラップを披露した主題歌「Presence Ⅲ (feat. NENE, 角田晃広)」による驚きが重なり、放送直後から「角ちゃん」「角田晃広」がTwitterトレンドワード入りするなど、大きな反響を呼んだ。
第3話のダンスシーンについて角田は、「松さんに向かって『ご一緒にいかがですか?』とダンスを誘う場面。不安もありつつ、松さんのかわいさに気持ちを乗せられて演じたんですけど、撮影後に松さんから『すっごい良い顔してましたよ』って冷やかし半分で言われまして。あれは、恥ずかしかったですね(笑)」と、笑顔で明かした。
また、「これまで女性相手の芝居は(同じ東京03の)豊本さんの“豊美”としかやったことないから、途中で『あれ?松たか子だ』って我に返りました(笑)。しっかりダンスの練習をしていたので、なんとかやれました」と振り返った。
回を重ねるごとに、次第に元夫たちの知られざる一面が明らかになっていく今作品。鹿太郎と言い争いが絶えない三番目の元夫・慎森については、「慎森はかわいいですよね。元夫だから最初は突っかかってくるところもありましたけど、回を重ねるごとに3人で集まったり、仲良くなっていって。それに第2話見たら、視聴者目線で「慎森…」って泣けてきちゃった。『自分から幸せを捨てた』っていう後悔ね…あれはやばかった。次会ったら、慎森と仲良くしてあげようと思っちゃったから、2話明けの撮影は、やさしくしちゃったかもしれません(笑)」。
最初の元夫・八作については、「八作は、クールでしゃべらないし、ポロっと言ったことが女性の気持ちに引っかかる。雰囲気も含めて、典型的なモテるタイプの男ですよね。あんなオシャレなお店を開いてるし、あの男は憧れますよ!」と、慎森とは違った憧れを明かした。
そんな“モテ方が自然現象”な八作は、5月4日(火)放送の第4話では、親友・俊朗(岡田義徳)の彼女・早良(石橋静河)からのアプローチに頭を悩ませることに…。なんとか早良から嫌われるために試行錯誤するが、早良の行動はより大胆になっていく。
これまでをまとめたダイジェスト動画も公開!
『大豆田とわ子と三人の元夫』のこれまでをまとめた、ダイジェスト動画も公開された。第4話に向けて、個性豊かな登場人物たちのキャラクター説明を名場面とともに振り返る内容になっている。
ドラマプレゼンター・赤ペン瀧川によるドラマ各話のおさらい動画もカンテレ公式YouTubeで公開中。
第3話URLは、https://youtu.be/HCg-p4G-c1M。
<第4話あらすじ>
とわ子(松たか子)の30年来の親友・かごめ(市川実日子)が、とわ子と同じマンションに住むオーケストラ指揮者の五条(浜田信也)から食事に誘われる。
2人の相性の良さや、五条の態度から、かごめに好意を抱いていることを確信したとわ子は、親友の幸せを願い、面倒くさがるかごめの背中を押す。しかし、当のかごめは目の前で鳴っているスマホの着信を無視したり、夜道で誰かにつけられたりと、最近何か隠しごとがある様子。そんな中、とわ子は、偶然かごめの“ある過去”を知ってしまう。
その頃、八作(松田龍平)は、親友の俊朗(岡田義徳)の恋人・早良(石橋静河)からの猛烈なアプローチに頭を悩ませていた。さらに、早良の浮気を疑い始めた俊朗から、3人での食事に誘われた八作は、つくづく自分のモテ体質が嫌になる。なんとか早良に嫌われようと試みる八作だったが、早良の行動はより大胆になっていき…。
一方、翼(石橋菜津美)の嘘(に憤りを感じていた慎森(岡田将生)だったが、「まだわたしが誰なのかわからない?」という翼の問いかけに言葉を失う。
鹿太郎(角田晃広)は、美怜(瀧内公美)にパパラッチ対策として交際相手の影武者を頼まれるが…。