5月2日(日)、「三宅裕司生誕70周年前日祭『趣味入院・特技退院』な60代を乗り越え、不死鳥の70歳になりました!!」がオンラインで行われ、明日誕生日を迎える三宅裕司が登場した。
司会の東貴博に呼び込まれ、三宅がステージセンターの金屏風の前に立つと「こんなところに立つんですか。何も聞かされてないので、何が起こるか全然知りません」と、戸惑った様子を見せた。
さらに、三宅の誕生日を祝うため、5月30日(日)より新橋演舞場にて上演される、熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第7弾 東京喜劇「Jazzy(じゃじぃ)なさくらは裏切りのハーモニー~日米爆笑保障条約~」に出演する、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、深沢邦之、紅ゆずる、横山由依も登場した。
着席したキャストに、マイクが配られると、渡辺は「渡辺です、渡辺です。こんばんは、福山雅治です」と勝手にしゃべり出し、東から「話を振ってからしゃべってもらえますか?本番中なので」と注意された。
三宅のアイウエオ作文に、東も「お見事!」
イベントでは、お祝い大喜利と題して、メンバーから「みやけ」または「ゆうじ」、もしくは「みやけゆうじ」の文字を使って、アイウエオ作文を発表することに。
すると、すぐさま「出来ました!」と手を挙げた横山は、「みんな大好き やさしい座長 けんこうでいてください」と発表し、三宅を労った。拍手が起こる中、三宅は「ありがとうございます」と頭を下げ、東は「トップバッターで最高ですよ」と称賛した。
続いて手を挙げたのは、まさかの三宅本人。キャストが驚く中「みんな やめないで けいこしよう」と笑わせると、東から「お見事!」と声が上がった。
深澤は「みごとな演出 やはり舞台は けい演劇 ゆうじ三宅は うけたくてうけたくて じばくする」、春風亭は「みごとなしゃべりの やんぱらの頃から聞いてましたよ、なんて けっこう僕もいいこと ゆうじゃ〜ん」、ラサールは「みゅーじかる やくしょん(アクション) けめでぃ(コメディ) ゆかいでステキな作品を うれしく楽しく作って じゃんじゃん楽しんでくださいね」と、それぞれ個性的な回答に。
小倉は「みすを見つけては…。ミスってよく、人がね」と、作文の途中で話をしはじめ、「途中でしゃべんなくていい」と、東からツッコミが。改めて「みすを見つけては やけにうれしそうに けっけけっけと笑いながら、本当に楽しそうに後ろの方からやって来て、ツッコんだりして、じぶんだけうける」と、ルール度外視の珍回答に。
東から「『ゆう』なかったですよ」と指摘されるも「どっかにあったと思うんだけど」と、とぼけて見せた。「まずいな…」と自信なさげな紅は、「みんなをよく見て やたらと泳がす けいさんの中で ゆうがにまたまた泳がす うまれもっての じゅうぶん持ってるでしょ、ホントもう天才」と勢いで言い切ると、自分で爆笑した。「最後はいい感じに締めたかったんですよ」と苦し紛れに付け加えるも「ピンチでした」と本音を漏らした。
ラストに渡辺が挑戦しようとすると、東が「もう時間なんで、(やらなくて)いいですよ」とぶった切った。それを遮るように「きちんと作ってきましたよ」と話す渡辺は、「自前で作ってきた」というフリップに見立てた紙を取り出し、笑わせた。「みんなの憧れ やるときゃやる けんどう6段おめでとう」と、自身の話を入れ込み、「自分のことでしょ、それ!」とツッコミを浴びた。
しかし止めることなく「ゆめを持って うちゅうに羽ばたけ じゆうにやるぞ渡辺正行」と、まったく三宅に関係のない自分の抱負を言い切った。そんな渡辺に、東は「ただ、自分で(フリップを)作ってくるという、やる気だけは認めます。素晴らしいです」と感想を述べた。
キャストのアイウエオ作文を聞いた三宅は「やはり人をお祝いするというよりも、自分がうけたいという思いを感じましたね」とコメントし、コーナーを締めた。