5月7日(金)、フジテレビでは『人志松本の酒のツマミになる話』が放送された。
“お酒の席が盛り上がれば、何をしゃべってもOK”というルールの下、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合った。
今回のMCを務めたのは、松本人志とさまぁ~ず(大竹一樹、三村マサカズ)。ゲストには、小野賢章、高橋愛、出川哲朗、三浦瑠麗が集結した。
恐妻家のさまぁ~ずに、松本「すげぇ、ビってるよね!?」
高橋が、一同に問いかけたのは「みなさんは、ペアルックに抵抗はありますか?」というお題。洋服好きの高橋は、夫(芸人のあべこうじ)とおそろいの服もよく買うのだという。
「『一緒に着よう』じゃなくて、持っていたいだけ」と高橋。とにかくラブラブのようで、のろけ話が止まらない。
松本から「ほんとにアツアツなんやな」と言われると、高橋は「ほんとに大好きです!」「100点です。もう、ずーっとです。出会ったときから」と顔を赤らめた。
三村:減点されていきますよね、どっかで。
出川:3人(松本、さまぁ~ず)は、今の奥さん、何点くらいなの?
この問いかけに、松本は「最悪の質問やな!地獄の質問」と渋い顔。そこから、各夫婦の事情が明らかになっていった。
松本:(大竹の)奥さん(フリーアナウンサーの中村仁美)、うちの番組来てくれたりしてるよ。
大竹:はい。例えば「ちなみに、今日(の番組、仕事)何なの?この時間から?」とか、聞くじゃないですか。
松本:うん。
大竹:(妻は)「なんで?」って。「何があるの!?」って。
一同:(笑)。
大竹:「ロケで長いとかあるのかな~…」と聞くと、「なんで言わなきゃいけないの?」って…。
三村:ちょっと怖いんですけど。
大竹:怖いんです…ひゃ、100点、100点、100点です!!
恐妻エピソードを明かした大竹は、何かを取り返すように「100点」を連呼。一同苦笑いとなるが、出川は「ダメダメダメ、そんなのダメ!リアルガチなやつ!」とツッコむ。
大竹:「新聞取ってくれる?」「なんで?」「いやいや、近いから…」「なんでなんで?私が取る理由って何?自分で取れるじゃん」(と、夫婦の会話を再現)。
一同:(何も言えない)
大竹:…100点です!!
一同:(爆笑)
一方の三村は、最近は以前よりも、妻に「今日のおかず、何なの?」と聞きにくくなったと告白。
三村:なんでしょうね、あのピリついた感じ。
三浦:(苦笑い)
三村:高校生の息子は「今日何?」と雑に聞くんですよ。「『今日何?』とか、お前、ほんと怒られるぞ!」って。
一同:(笑)
松本:えー、ちょっとわからない。俺は、それはさすがにわからん!それで怒られる?
大竹:聞けないですよね。それはやっぱり…。
松本:えー!?
大竹:「今日、鍋にするよ」「何味?」「なんで?」って。
高橋:ひゃーははは。
結局、三村に同調したのは、大竹だけ。松本は「すげぇ、ビビってるよね!?俺は、そこまでビビリはないかな」と、理解できない様子だった。
小野賢章「そこまで歯医者にスケジュール渡せない」
虫歯になりやすいという小野は、歯の治療にまつわる不満を漏らした。
「まとめて治してくれないじゃないですか。刻んでくるじゃないですか。そこまで歯医者にスケジュール渡せないなって」と小野。
「みなさん、歯医者どうしてるかなって…」と悩みを打ち明けると、一同からは「確かに!」と、かなりの共感が。
松本:歯医者主導になってきたりしますよね。「ちょっとそこ空いてないんで」みたいな。「こっちが歯医者に合わす感じかぁー」って。
小野:(語気を強めて)そうなんですよ!!
次の予約を取るために、マネジャーと相談してスケジュールを空けたにも関わらず、「(その日)先生いないんで」と言われてしまうと嘆いた小野。
細かい話ながら、みなが賛同する展開に、三村は「『詰め物できるまで、2週間です』って(言われて)。このサボり魔に、2週間与えたな。2週間休みって、俺、5年来なくなるよ」と、“歯医者あるある”で笑わせた。
「抱かれたくない男」1位の出川哲朗、実はテクニシャン!
「悪口を言わないようにしている」という三浦は、「許されるタイプの悪口と、ダメな悪口があるらしいんですよね」と語り、そこから“悪口の境界線”についての話に。
「ある意味、ずっと悪口言われていた」という出川は、長年「抱かれたくない男」1位に選ばれていたことについて振り返った。
芸人としてはうれしかったが、「抱かれたくない男に(当時の)彼女は抱かれてるわけで…」と複雑な心境を告白。
世間のイメージで「エッチが下手そう」と言われていたことに、当時の彼女は「ほんとの哲っちゃん知らないね」と言ったという。
松本:哲っちゃん、テクニシャンなの?
出川:相当なテクニシャンですね。
松本:えー、ほんとに!?
大竹:「何人いるの?」って言われたらしいですよね。
出川が、結婚する前のこと。部屋の電気を消して愛し合っていたところ、急に彼女が「この部屋に、もうひとり誰かいる!」と言い出したという。
出川:電気つけても誰もいないんですよ。消して、また始めたら、女の子が「つかまえた!電気つけて!」って言うから、電気つけたら、彼女が俺の手を持ってたんですよ。
松本:おう。
出川:要は、さっきここ(顔の横)にあった手が、急にこっち(下半身)に…。
出川が説明を始めると、松本は立ち上がって大爆笑。
「動きがあまりにも早いから、人間としてありえないから」「(彼女に)『なんだ、やっぱり哲っちゃんなんだ、すごいね』って(と言われた)」と、うれしそうに語る出川に、松本は「武勇伝だね、これは」と感心していた。