6月18日より全国公開される、映画「青葉家のテーブル」主人公・春子役の西田尚美と知世役の市川実和子のインタビュー映像が公開された。

この映画は、月間200万人が訪れるECサイト「フィットする暮らし、つくろう。」をテーマに、日々の暮らしに寄り添った様々なコンテンツを発信する「北欧、暮らしの道具店」と松本壮史監督がタッグを組み製作。

未来がわからない若者たちと、いつかの未来にいる大人たち。別世界にいるようでも、世代を超えた共通点があり、きっと両者はつながっている。ユーモアを忘れずに、でも一生懸命に毎日の暮らしを生きるひとびとのストーリーを描いている。

「北欧、暮らしの道具店」の店長であり、2人と同世代の佐藤友子がインタビュアーを務め、幼馴染同士がおしゃべりをするような柔らかい雰囲気の中でインタビューが実施された。

2人は旧友人役として共演。長く疎遠になっていた間柄を演じている。

作品の中で20年ぶりに再会した春子と知世のように、お互いを1990年代の空気を一緒に味わった“同志”であり、この2人だったからこその関係性を作品にも滲み出すことができたと語る2人からは、お互いに全幅の信頼を寄せ合っている様子だった。

劇中の春子による至って至って、今の私たちじゃんというセリフにちなみ、2人の若い頃について質問が及ぶと、西田は上京したてで原宿に通い詰め、かつては、東京にいるために就活もしたと回顧。市川はノストラダムスの大予言で世の中が暗かった頃の若気の至りを告白し、「あの頃の自分に声をかけてあげたい」と懐かしんだ。

春子役を通じて年を経て、また始めてもいいんだよと背中を押してもらえたと話す西田。「いつ始めても、今更っていうのはなくて、やりたいことがあったら、方向転換することは間違ってないし、次に切り替えていける人でありたい」と想いを語った。

今作が5年ぶりの映像作品出演となった市川。「ちょっと、休憩したい」と映像作品から離れて、モデル活動を主にしてた5年間で、将来への不安だけじゃない仕事への考え方に気づけたという。

「やりたかったらやればいいし、やりたくなかったらやらなくていい」考え方の変化で気持ちが楽になったと語った市川は、「台本をいただいて、やってみたいと思って」と本作への出演を決めた理由を明かした。

映画「青葉家のテーブル」

6月18日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか、全国順次公開

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最新情報は、映画「青葉家のテーブル」公式サイトまで。