5月25日(火)、宝酒造の全量芋焼酎「一刻者(いっこもん)」20周年ブランド戦略発表会が行われ、ゲストに永瀬正敏が登壇した。
これまでPRに有名人を起用してこなかった「一刻者」だが、今回初のタレントとして、新アンバサダーに選ばれた永瀬は「とても光栄に思っています。宮崎出身なので同じ宮崎(の焼酎)に縁を感じています」と挨拶をすると、頭を下げた。
MCから普段の芋焼酎の飲み方について、質問が飛ぶと「ロックですね。今は自宅で1人でチビチビと…って感じですけど」と明かした。さらに、芋焼酎について「僕はまだ若輩者だと思っていて、先輩方にはいろいろな飲み方があると思っていて、今後は学びながら一緒に楽しみたいなと思います。今の時期に打ち勝ったら、みんなで楽しく一刻者で乾杯したいですね」と、未来に希望を込めた。
また、一刻者(頑固者を表す南九州の話し言葉)にちなみ、自身のこだわりの強さについて、永瀬は「自分では自分のことよく分からないですけど、映画においては、出る方も見る方も、映画のことをずっと信じてきました。見る方でも、映画から力や勇気をもらい、これまで助けられたことがたくさんあるので、裏切れない」と映画への思いを語った。続けて「言葉を変えると、それはある意味、映画へのこだわりなのかも知れないですね」と、こだわりについて認めた。
今年の9月で発売20周年を迎える一刻者の、20周年にかけて、今年20歳を迎える方への言葉を求められると、永瀬は「半歩前へ」と書かれたフリップを掲げた。理由について「未来に踏み出す大きな1歩じゃなくていいから、半歩でも未来に歩みを進めてほしいという思いを込めました。怖がらずに勇気を持って、その半歩が1歩になり、1歩半になり、2歩になり10歩になると思いますので、まずは半歩から」と、エールを送った。