「キスマイってブサイクじゃない?」というネット上での陰口を発端に、Kis-My-Ft2メンバーが「誰もが認める真のカッコイイ男になってやろうじゃないか!」と一念発起して“脱ブサイク”を目指すフジテレビの『キスマイ超BUSAIKU!?』。
5月27日(木)の放送は、コント「令和のブサイクな恋」で、謎解き大好き玉丸くんが登場!「超BUSAIKU!?ランキング」では、キスマイメンバーの本気の愛の言葉が並んだ。
謎解き大好き玉丸くんの「夢」にマイコ激怒!
会社へ行く時間になっても、ベッドで眠る玉丸くん(玉森裕太)。彼女のマイコ(平祐奈)に「遅刻しちゃうよ!」と何度も布団をはがされるが、機嫌が悪そうな顔でフンッと鼻を鳴らし、起きようとしない。すると布団の中から1枚の紙を取り出し、マイコに謎解きを要求。玉丸くんは謎解きが大好きで、言いづらいことを謎解きで伝えてくるのだ。ベストと蝶ネクタイ姿も謎解きクリエーター・松丸亮吾にそっくり。
紙には、ヤギのイラストと「あたま」の文字が。加えて、カメ+「おしり」、タコ+「あたま」とある。マイコが「や・め・た」と見事解読すると、玉丸くんは「正解!」と声を弾ませて起き上がる。激怒するマイコだが、玉丸くんは会社を辞めた理由を言わずにモジモジ。マイコが「夢とかやりたいことがあるの?」と優しく尋ねると、玉丸くんは“そう!”と言いたげな顔で、ベッドから勢いよく布団を引きはがした。
するとそこには、横書きで「今後たいへんになるけど(改行)これからもふたりで(改行)力合わせてひとつだヨ」の大きな文字が。そして「答えはふとんのした」と書かれた紙を、マイコに渡す。マイコが“「ふ」と「ん」の下”で「ひ・も」と答えを導くと、玉丸くんは「マイコのひもに、俺はなる!」と力強く宣言。マイコが「海賊王みたいに言うな!」とキレると、変顔でごまかす玉丸くんだった。
SNSでは「玉丸くんって会社員だったのww」「さわやかにヒモw」「玉丸くん安定のかわいさ♡」「玉丸くんだから許されちゃうのかな笑」と、冷静なツッコミと、かわいさにヤラれる声が集まった。
二階堂「下手なツンデレ」で若槻千夏にツッコまれる
キスマイメンバーが恋愛の難問に挑戦する「超BUSAIKU!?ランキング」。今回は、すぐには答えが出ないテーマに関して1週間じっくり考える“本気で考えるシリーズ”の第2弾。テーマは「『愛してる』や『好きだよ』はいつも言ってくれるから、それ以上の言葉でキュンとさせて」。
VTRに移る前に、進行役の佐野瑞樹アナウンサーがキスマイに「自信はありますか?」と尋ねると、宮田俊哉が1人「ありま〜す!」とフライング気味に声を張り、スタジオは大爆笑。
そんな宮田は、優しく微笑んで「忙しい時も、いつもマメに連絡してくれてありがとう。俺が落ち込んだ時、いつもそばにいてくれてありがとう。忙しい時も、予定合わせてデートしてくれてありがとう。一緒にいてくれてありがとう。これからもずっと一緒にいてください。マイコは俺の宝物だよ」と、マイコを見つめた。
前回の“本気で考えるシリーズ”同様、途中で、ライブでのカッコいい宮田の写真と、回答のワンフレーズがテロップで映し出されると、スタジオでは笑いが沸き起こった。宮田は「恥ずかしいなぁ」と言いながらも「カッコいい〜!この番組始まって約8年、一番カッコいいVTR」と、自画自賛。
ゲストの若槻千夏は「欠点がない。本当に愛してるって思わないと、この言葉はスラスラ言えない」と満点評価。ゲストの青山テルマも「キャラに合ってる。感謝されるってすごくうれしい」と絶賛。
しかし、同じく番組初登場の大原櫻子が「いい言葉すぎて、嘘では?と思ってしまう。そんな優しくしないで…」と訴えると、宮田が「オープニングで優しい人が好きって言ってたじゃないですか!」と激しくツッコんで、笑いを誘った。
大原は、番組冒頭で「好きなタイプは優しい人」と告白。MCの千賀健永が「俺たちはすごく丁寧なタイプです」とアピールし、笑わせていた。
ネット上では「素敵な王子様だった♡」「間違いなく王子様」「宮っち優しい!」「少女漫画のようだったな…女子の夢が詰まってた!」と、ハートをわし掴みにされるファンが沸いた。
北山宏光は、マイコが不満を抱えていると思ったのか「そんな気持ちにさせちゃっててごめんね」と謝罪。そして、自身が感動したという言葉を引用。「結婚しないで、なんて私は馬鹿だったのでしょう。これまで見てきたものの中で、最も美しかったものは、腕を組んで歩く老夫婦の姿でした。――グレタ・ガルボ」と、真面目な表情で語る。
続けて「結婚するなら、マイコとしか考えられない。俺は1人で幸せになりたいわけじゃなくて、マイコと一緒に幸せになりたいんだ。おじいちゃんおばあちゃんになっても、一緒に手を組んで歩いてもらえませんか?」と、マイコの目を見て優しく告げた。
VTRを振り返った北山が、女優のグレタ・ガルボについて「『赤いスイートピー』(松田聖子)ってユーミン(松任谷由実)が歌詞を書いていて。グレタ・ガルボに影響されて呉田軽穂(くれた・かるほ)って名前で書いたんですよ」と、今回のために調べた豆知識を披露すると、MCの玉森から「探したんだね」と冷静なツッコミが。
北山の対応について、大原は8点と高評価。しかし若槻は、マイコはもっと軽い気持ちで聞いたはずだが、予想に反して重い答えだったと5点ジャッジ。北山は「難しかった。プロポーズを待たせちゃってるのかな」と解釈したと明かした。
SNSでは「もうプロポーズだな、これ」「突然のグレタガルボはビビったけど追い上げがやばかった…プロポーズじゃん」「涙出そうかっこいい」「みっくんかっこいい かっこいいよ!!」と盛り上がった。
二階堂高嗣は、「俺はこの先、マイコと2人で過ごすのは考えてないかな」と、ドキッとする切り出し。しかし「俺が考えてるのは、俺とマイコの間に子どもができて、その3人での生活。そういうの考えているとワクワクするし、俺はちゃんとこの先、マイコとの将来をちゃんと考えてるよ。だから安心して」と、ひとつひとつ言葉を選ぶように、穏やかに語った。
青山は、いきなり子どもの話が出てくる急展開についていけず「だから5点なんだよね」と、バッサリ。大原が、2人の時間は大切ではないのかと物申すと、若槻が「すごい下手なツンデレなの、あれは」と冷静に説き、二階堂は「俺、ツンデレやっちった」と笑うしかなかった。
横尾は作詞のセンスあり?藤ヶ谷から、とばっちりを受ける北山
横尾渉は、めんどくさそうに顔をしかめて「ごめん、今は見つからないわ。だけど、マイコと一緒にいる時間の中でその言葉が見つかったら、その時にちゃんと言うね」と先送りに。
しかし、真剣な表情で「これって、俺にとっては永遠のテーマなの。ずっとマイコの笑顔が見たいし、だからずっとずっと探し続けてると思うの。そのためには、マイコにずっと僕の横にいてもらいたいの。だから、一生僕といてください」と続け、最後に「またこれを越える言葉を探すから。よろしく」と締めくくった。
VTRを見たスタジオは「よろしく」という、不思議な締め方に大笑い。若槻は「誰かの名言を言ってるのかな?っていうくらい棒読みだった。自分の心が感じられなくて、作った感じがした」と辛口ジャッジ。大原も「距離感しか感じなかった」と、わずか1点。
しかし青山は「めちゃくちゃ好き。嘘をつかない感じが好き。歌詞を書いたらすごく上手そう」と絶賛。北山が「最後『よろしく』ですよ?」と、ワードセンスに疑問を呈すると、横尾が笑顔で「タイトル『よろしく』」と乗っかって笑わせた。
藤ヶ谷太輔は、「本当クサい言葉に聞こえると思うんだけど」と前置きし「人って1日約3万5000回決断をするんだって。『何食べようかな?』『何着ようかな?』とか。そう考えると、出会えたってだけでも奇跡だと思うの」と知的な話しぶり。
さらに「出会えただけじゃなくて、一緒にいることができて毎日楽しくて。お互い大切に想い合っている所までいられるのは、本当にすごいことだと思って。改めて、俺と出会ってくれてありがとう」と、穏やかな笑顔を見せた。
この対応に、ゲスト陣は満場一致で10点満点!総合75点を獲得したが、78点の宮田が僅差で超カッコいい第1位に輝いた。当の宮田は「俺、負けてるのかと思ってた。勝ってるの?」と、藤ヶ谷をおさえたことに目を丸くしていた。
大原は「日常でこういう会話ができるって素敵」とニッコリ。若槻も「一生覚えているんだろうなっていう、心に残る言葉。結婚してもし子どもが生まれたら、子どもにも聞かせてあげたい」とベタ褒めした。
千賀が「3万5000回」の情報元を尋ねると、藤ヶ谷は「本に書いてあって」と、過去に読んだ内容を思い出したそうで、キスマイメンバーからは「すげぇ」の声が。すると横尾が、“今回のために言葉を調べた”北山をニヤニヤしながら指す。北山は「俺は、やっぱ汗かいてやるタイプだから」と返して笑わせた。
視聴者からは「たいぴは読書もしてるし知識多くてよいね」「キスマイに出会えたことが奇跡☆」「ガヤさんは最後の言葉への深みがすごいな…」と、藤ヶ谷を賞賛するコメントに加え「オチが藤北、ナイスツッコミの横尾さん」と、スタジオでのやり取りを楽しむ声も多く寄せられた。
次回6月3日(木)は、コント「令和のブサイクな恋」で、ツッコミまくる“おいでやすニカ”が登場!&特別編「話題のゲームをやってみよう」が放送される。