毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。

5月30日(日)の放送は、佐藤健、Taka(ONE OK ROCK)、映画監督の大友啓史が登場。

映画「るろうに剣心 最終章 The Final」でそれぞれ主役、主題歌、監督を担当。佐藤は「自分にとって一番大切な作品の主題歌が、ONE OK ROCKに決まったときはうれしかった」と語る。

「最初は純粋に僕がONE OK ROCKのファンだった」(佐藤)

佐藤とTakaの出会いは、10代にまでさかのぼるという。

大友:2人はどこで出会い、どういう話をするの?

佐藤:いや、もう最初は純粋に僕がONE OK ROCKのファンだったんですよ。

大友:あ、そういうこと。

佐藤:17歳ぐらいのときですかね。もうただただファンで、ライブとかに行って。そしたら、たまたま同じ事務所だということが判明し…。

初めは、Taka以外のメンバーと仲良くなったそうだが「今では親友と呼べる仲」(Taka)で、「そこからどんどんどんどん売れて行った」(佐藤)と振り返る。

大友は、そんな2人に「普段は何して遊ぶの?」など、プライベートを聞き出していく。

佐藤健は「唯一無二の同世代の友達」(Taka)

大友:面白いね、この2人の関係は。

Taka:唯一無二って感じですよ。自分に自信がなくて人前で歌うのも抵抗があるというか、そういう時代から自分を見てくれて、こういうところまで自分たちが登り詰めた瞬間まで、ずっと見てくれているので。なかなかそういう同世代の友達ってやっぱり少ないというか。

大友:そうだなぁ、それは。

佐藤:今、聞くと信じられないでしょうけどね、視聴者のみなさんとかは。

Taka:そうだろうね。

佐藤:(Takaに)自信がなくて歌うのもイヤだった、みたいな時期があるっていうのは。

大友:俳優・佐藤健にそういう時期はあった?

その答えを皮切りに、3人は、若かりしころの佐藤の話、正反対!?なTakaと佐藤の性格などの話で盛り上がる。

ドキュメンタリー制作は「『俺、騙されないぞ』と思ってやっていた」(大友)

また、3人は、俳優、映画監督、バンドのボーカルになるまでを明かしていく。

佐藤:(Takaに)歌がうまいことは、わかってたんだよね?自分で。

Taka:歌、うまいなとは思ってました、自分で。だって、カラオケ行って褒められるから(笑)。

佐藤:そう。だから、それをやっときゃ…。

Taka:そう。「喜んでくれるんだろう」みたいなのはあったんですけど…。

Takaは、10代前半での苦悩や、両親から大きな影響を受けたことを明かしていく。

大友:テレビとか、自分が出ない理由もそういう感じ?

Taka:テレビは、根本的に信用してないっていうのがありますね(笑)。

大友:あはははは。

佐藤:(笑)。

Taka:いやいや、これは単純にいろんな方がいらっしゃるので、別にテレビを否定しているわけじゃないんですけど。

Takaが、ほとんどテレビ出演をしてこなかった理由を語ると「(NHK時代に)ドキュメンタリーをやっていたから、よくわかるよ」と大友監督。「『俺、騙されないぞ』と思ってやっていた」という独自のドキュメンタリー制作のこだわりを語り、Takaが「すごい」と感嘆の声をあげる。

そのほか、芝居の演出方法、音楽制作への思い、Takaと佐藤の結婚観、今後についてなど、多岐に渡る話題を展開する。