オーディションのポスターをきっかけに芸能界へ…ダンスボーカルユニット・α-X’s(アクロス)のメンバーに

――高石さんが実際に、芸能界に入るために動き出したのはいつですか?

小学3年生の頃からダンススクールに通っていたんですが、そのスクールにオーディションのポスターが貼られていて、それを見た瞬間に私は「ここに行きたい」と思い、親に相談して受けることにしました。

――その頃は女優ではなく、ダンサーでも良かったのですか?

表現するのが好きだったのかも知れないです。人前に出られるチャンスがあればやってみたいという…。私は、昔からキラキラしているものが好きで、その募集のポスターも金色ですごくキラキラしていたので、「これに出たいなぁ」って思ってました(笑)。

その後、髙石さんは小学6年生のときに、エイベックス主催の「キラチャレ2014」にてNARUMIYA ONLINE賞を受賞し、芸能界デビュー。中学生になると、男女17人による期間限定のダンスボーカルユニット「α-X’s(アクロス)」のメンバーに選ばれました。

――「α-X’s」での活動はいかがでしたか?

「α-X’s」は、本当に今の髙石あかりの基礎を作ってくださった場所なので、ものすごく感謝していますね。その頃からファンだった方たちが、今の活動も応援してくれているので、そういう方々に恩返しできればと思います。

あとは、礼儀をきちんと教えてくれるマネージャーさんが付いていたので、良かったなと思います。

――そのときは、宮崎から東京に引っ越してきていたのですか?

上京は、2018年に「α-X’s」を卒業してからです。「α-X’s」のときは宮崎から通って活動してました。

――それでも高校生で、家族と離れて上京するは大変ではなかったですか?

そうですね。でも私は、エイベックスに所属してからアカデミーが福岡にあったので、土日になると毎回バスで、片道4時間半、往復9時間かけて通ってたんです。(土曜の夜は、福岡でホテルに宿泊)

その頃から1人で行動していたので、わりと1人ということに慣れているんだと思います。上京する時もそこまで、ホームシックみたいなのはなかったです。

それよりも毎回レッスン終わりで、地元に戻ると日曜日の深夜だったので、月曜日の学校が大変でした。学校に行きたくなくて泣いたこともありました。

――当時、同じくレッスンを受けていたメンバーとは、どのような交流がありますか?

当時のメンバーとは、今でも仲良しです。コロナ禍になる前までは、福岡から上京してきた子とご飯に行ったりとか、遊びに行ったりとかしていました。

「α-X’s」のメンバーだった西川怜伽は、私の1番のお友達といっても過言ではないくらいに、ずっと仲が良いです。

――2018年に「α-X’s」を卒業して、そこから女優業を歩み始めましたが、そのときはどのような気持ちでしたか?

学生時代を過ごした「α-X’s」は、私にとっての青春だったので、その場所が無くなるという想像がつきませんでした。「このまま続いていくんだろうな」と思っていたので。

卒業後は、仲間に頼れないという怖さもあったりして、ソロでダンス&ボーカルを続けるのか、女優さんの道へ進むのか悩んだ時期もありました。

でも思い返してみると「私は、女優さんになりたい」と思う節があって。テレビを見ているときに「あの芝居が良かったな」と女優さんのマネをしていたり、動画を撮っていたりとか、そういうところで自然と女優さんに憧れていて。

お芝居をするというのが身に付いているというか、染み付いていることに気づいたことがあって、そこで女優の道へ進むことを決心しました。

――本格的に女優の道を歩み始めたときには、どのような努力をしましたか?

ダンスや歌は、毎日練習をするんですけど、「女優業を始めよう」と決めてから、1ヵ月間お仕事がなかったことがあって…。「女優さんになるために、私は何をしたら良いのだろう」とか、すごく考えて。

舞台のお仕事をもらえたときに、役に触れるというかお芝居のできる環境をいただけたことがすごくうれしくて。私は、役があることがすごく楽しいので、役について掘り下げたりとか、以前よりも向き合うようになったなと思います。

――役がもらえることへの感謝ですか?

そうですね。それがないとお仕事が成り立たないというか、自分以外を演じることが役者なのかなと思うので。自分を知りつつ、役のことも考えられる期間がすごく欲しくて。役をもらったときに活力というか「やっとお芝居ができる」という気持ちがすごく大きかったですね。

それは今も一緒で、コロナ禍の中、お芝居できない時間も多かったので、女優業を始めたときと同じ感覚だったかもなって思います。

――女優として活動していく中で、今後の目標はありますか?

もっといろいろなお芝居のやり方を勉強したりとか、映像作品にもどんどん挑戦してみたいなと思っているので、今は多くの映画やドラマに出てみたいです。