そして、週末。「綾子さんが幸せになれる相手が見つかればいいなと思っていた。でも…」と言い淀む小池に、フラれると覚悟する綾子。しかし小池は「2人で幸せを掴みましょう」「南綾子さん、好きです」と伝えた。
うれしさを爆発させる綾子。安心して腰が抜ける小池。2人は照れながら、手を繋いでラーメンを食べに行く。
九本凛（関水渚）の家で餃子を食べながら、綾子の婚活成就を祝う九本、鳥羽（中越典子）、おけけ（橋本マナミ）。いろいろ言われながらもうれしい綾子。そこへ相沢がやってきて、密かに進めていた綾子の婚活小説の企画が通ったと発表する。さらに盛り上がる一同。
数日後、綾子と小池、そして山田は温泉に来ていた。山田は小池に、綾子のダメなところやいいところを伝え、2人で協力して生きていってほしいと伝える。
そして、綾子と山田は最後の挨拶を交わす。
露天風呂に入りながら、他愛もない話をする綾子と小池。そんな2人を、そっと笑顔で見つめる山田。その姿は湯けむりのように消えていった。
こうして、綾子の婚活は終わりを告げた。しかし、彼女の山あり谷ありの人生は、まだまだ続くのだった…。
