<河邑ミク コメント>
人間は第一印象が肝心だと言いますが、矢野恵子は第一印象が最悪(笑)。でも、出てくるたびにどこか憎めない部分がちらほら見えてきます。
共演者の方にも「矢野さんはなんか憎めない」と言っていただくことが多く、視聴者の方にもそこを楽しんでいただければと思います。シリアスなシーンも多いので、矢野が出ているシーンはほっとできるようなタイミングになればと思います。
セットで登場するシーンが多いうらら役の水上京香さんとは『わろてんか』(NHK)で共演した以来でしたが、初見の感じで挨拶に行ったら京香さんが覚えていてくれて「お久しぶりです」と返してくれて、変わらない関係性を築けています。
普段はお笑い芸人としてライブに出ているので、ほかの俳優さんより声が大きかったみたいで、音声さんに苦労をかけてしまいました(笑)。
放送では声量をいい感じに調整してもらえていると思うので、白熱しているところを見てほしいです。考察しがいがあって、自分が出ていなくても見ていただろうなと思うような作品です。
視聴者の方は2回見たくなるかもしれません。結末がわかったうえで、もう一度キャラクター一人ひとりの演技を見直してほしいです。
<納谷健 コメント>
『猪又進と8人の喪女〜私の初めてもらってください〜』でお世話になった石田プロデューサーとまたご一緒できるということで、何でもやります精神で有り難く引き受けさせていただきました!刑事の役は初めてだったので、それもうれしかったです。
普段は舞台でのお仕事が多く、培った経験を活かせればと私なりに挑ませていただきました。 青田正義は、名前からあふれるように、正義感がすべて、といいますか、言動につかみどころがないように見えてまっすぐ一本気な刑事です。
と言った手前恥ずかしいですが、僕も似たところがあるなと思います。とても愛せる役です。
第1話から目が離せない展開と、徐々に暴かれる真相、シリアスなだけじゃない作風が本作の見どころです。楽しみに追っていただけますと幸いです。