ミコから呼び出された森野は、森で摘んだ花を手にして気持ちを落ち着けながら健一郎の前に姿を現す。

そこで森野は、ミコが立てた仮説──田所と口論になった健一郎が彼を刺したが、田所は健一郎を守るために密室のトリックを考え、遺書の作成を指示した上で自ら腹部を6回も刺して死んでいったのではないか、と告げる。

しかし田所は、もし偽装工作がバレたら「状況証拠に過ぎない」と言うように健一郎に指示していた。「決定的な証拠はあるのか」と健一郎から問われ、言葉に詰まるミコと森野。

すると健一郎は、面白い推理だったと言ってミコに握手を求めた。そのとき、あることに気付き、邸宅内を調べ回るミコ。そこでミコが見つけたのは、袖口に血痕が染みついた健一郎のシャツだった。

初めて会ったとき、ミコに握手を求めた健一郎。その時彼は、袖口の血痕に気づき、森野には握手ではなくハグをしたのだ。

ミコは、観念してうなだれる健一郎に、田所が書いた遺書を見せる。そこには、健一郎の純粋さや優しさに魅力を感じるようになっていたことや、父親を超える政治家になるのを見届けたかった、という田所の思いが記されていた。

自宅に戻ったミコは、小説を書いてみようとPCに向かう。だが、結局何も書くことが出来なかったことを弟の慧(染谷将太)に電話で話すミコ。

その時慧は、森野に関するSNSの書き込みを見ていて…。

<最新放送回は、TVerFODで無料配信中!>

<【毎週更新】金9ドラマ『イップス』あらすじ完全版まとめ>