健一郎は、衆議院議員だった尾花総一郎の息子で、総一郎が他界したのち地盤を引き継ぎ、4年前に都議会議員に初当選した二世議員。だが、SNS上では、中身がないのに爽やかなスピーチや、お花畑的なコメントばかりを繰り返すことを揶揄され、“フラワー健一郎”と呼ばれていじり倒されていた。
ミコと森野は、事情を聞くために健一郎に会いに行く。すると、ミコには握手を求め、森野にはなぜかハグを求める健一郎。そこでミコと森野は、自殺にしては不自然な点が多い、と切り出した。
すると健一郎は、田所が時代劇ファンだったことから、切腹したのではないか、などと返し…。
村井の証言から、日頃から田所が健一郎に対して厳しく接していたこと、それに対して健一郎が反発していたことを知ったミコたちは、健一郎への疑いを深めていく。