11月21日(土)開催された「RIZIN.25」(大阪城ホール)にて、朝倉未来選手と斎藤裕選手のRIZINフェザー級タイトルマッチが行われ、斎藤選手が3-0の判定勝ちという結果となった。試合後、朝倉選手はクールな表情で会見に登場した。

――試合後の感想は?
朝倉:斎藤選手、強かったです。“勝てた”と思っていたので、試合を見直したい。ジャッジ3人が判断したので、そういうことです。斎藤選手は、パワーがありましたね、思ったより。ダイレクトリマッチしたいです。

――判定を聞くときに勝っていると?
朝倉:2R終わった時点でセコンドも「勝っている」と。だから、3R取れば勝つなと思っていましたが、おされていたのかもしれません。もうちょっと行けた、と後悔も。
――想定外だったことは?
朝倉:斎藤選手に、あんなにパワーがあると思わなかったです。
――リング上でお互い何と言葉を?
朝倉:お互いに「強かったですよ」、というような言葉を。

――試合を振り返って改めて思いは?
朝倉:久々に負けて、勝った時よりうれしい、というか…。格闘技はやめられないな、と。早く練習して、斎藤選手にやり返したいです。
一方、勝利した斎藤選手も会見にのぞむも、顔にけがを負ったため病院に行かねばならず、最小限の質問に答えた。
斎藤選手「紙一重。今日は自分に運が」

――試合を終えた感想は?
斎藤:朝倉選手めちゃくちゃ強かったです。紙一重だっと思うので、今日は自分に運があったと思います。
――朝倉選手の印象は変わった?
斎藤:試合前は(煽るなど)あんな感じでしたが、試合時は冷静な選手でした。印象はそのままです、冷静です。
――今後の展望は?
斎藤:(コロナ禍の)こういう状況で見えにくいですが、海外勢が入ってきたら闘いが厳しくなるので、自分もこのままじゃいけない。フェザー級自体のレベルが上がるように精進したいです。

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