余談ってどうすればいい?“西山流”取材相手の懐に入る極意

新美:
様々な難しいインタビューの場面乗り越えてきて感じたインタビューのコツは?取材相手の懐に入る極意があれば教えてください。

西山:
インタビューのコツは、事前の情報収集かなぁ。

インタビュー前にカメラとかをセッティングしている時に余談をどれだけ出来るかである程度決まると思います。

雰囲気が良いと、ゲストが乗って喋ってくれるからです。

相手の懐に入るには、自分もさらけ出すことです。

新美:
余談が大事とのことですが、日常生活でもその余談の話題に悩む人もいると思います。

西山:
余談もリサーチだと思うなあ。

相手が、何が好きかとか、犬を飼っているとか「最近あの人こうらしい」とか…やりとりしている他の人を通じて、最近ハマっていることや「お嬢さんとどこへ行った」とか最近の生活について情報収集して、自分と接点があるところを探して会話の糸口にするんです。自分をさらけ出すというか。

新美:
接点を探すには引き出しがないと大変ですね。

西山:
共通点がなかったら、教えてもらうのでもいいんです。

「犬を飼うってどういう感じですか?」

ワインがお好きなら、「ワインは飲めないんですが、最初に飲むなら何がいいですか?」って、教えて下さい!って質問するのもいいですよね。

新美:
初対面の方との会話が苦手な人へのアドバイスはありますか?

西山:
初対面の人と話しをするのは、なかなか難しいですが、やはり相手に興味と敬意を持つ事ですねー。

大事な時間を割いて、私の話しを聞いてくださっているというスタンスがあれば、大丈夫です。 

インタビューも商談も営業も、相手と仕事するものなので「大切な時間を頂戴しています」という意識があれば間違わないと思うな。

誠意を見せないと、ちょっと「なんぞや!?」って思われるけれど、「本当にお時間をいただいて…」って丁寧に話すと、向こうもそんなそんな!ってなるでしょう。

だからあらかじめ次の予定の時間を聞いておくとか、丁寧な対応が大事ですよね。

例えば、先日JO1の川西拓実さんにインタビューをしたのですが、なんと20時から。

その時間からして、1日中取材が入っていたのかなって察するじゃないですか。

聞いてみたら私のインタビューは6本の最後で、絶対疲れていると思ったので、カメラのセッティング中にこっそり「何本目?本当にお疲れのところありがとうございます…」って話すと、向こうも「この人はそこまで分かってインタビューをしているな」って分かって話してくれるのでいい雰囲気になります。

だから、商談とかでもその日のスケジュールを聞くのはいいんじゃないかな。

設定されたのが早い時間からなら、絶対この後予定があるから。

「朝からありがとうございます」っていわれると、丁寧ですよね。