晴原は覚悟を決め、雨も風も止んでいる“台風の目”の中に入り、その流れと共にヘリで救助に向かうことを決意。

台風の進行を読むというかなり難しい解析で危険が伴うが、皆はその作戦を信じ、晴原と優吾、そして早霧がヘリに同乗し、山形が指揮車両からバックアップ、一緒に彩たちを助けることを決める。

そして、元消防班統括責任者の佐竹尚人(音尾琢真)も合流。晴原たちは台風の目にあるヘリポートへ向かった。

そんななか、彩は子どもたちに「明日、何がしたい?いつも通りの朝を迎えたら」と語りかける。「家族でご飯を食べたい」と答える亘と舞。

彩は「SDMのみんなと、また一緒に、命を守るために戦いたい」と話し、仲間たちが自分たちのもとに向かっている無線を聞きながら、助けを待った。

晴原たちが現場に到着。早霧は重傷者の処置を、優吾たちは彩たちの元へ駆けつけ救助に当たる。

そして晴原は行方不明となっていた亘と舞の母を発見し、それぞれ救出に成功。残された彩も必死の救助の末、なんとか救出するが、危険な状態にあった。

台風の動きにより搬送先の変更を余儀なくされながらも、チーム全員で連携し、彩をなんとか病院へ送り届けるSDM。

みんなが必死で命のバトンを繋いでいき、全員の命を守った。そして、さらなる命を守るため、最後まで全力で抗うのだった。