彩たちが一軒一軒、マンションの管理人に注意喚起を呼びかけるなか、自主避難をしている人の目撃情報が入ってくる。

彩とひかるは、自主避難をしている人の緊急保護に向かい、避難者との合流に成功。避難者は住んでいたマンションの3階にバイクが窓を突き破って飛んできたことから、隣人と共に自主避難を決行していた。

合流直後、彩は吹いている風の違和感に気がつき、建物に避難するよう誘導する。

ひかると一部の避難者は建物の中へ逃げるが、焦って転倒した小学生の中西舞と、そこへ駆け寄った兄・亘とともに咄嗟に指揮車両に逃げた彩。その指揮車両が暴風によってビルに向かって吹き飛ばされ、激しい衝撃音が鳴り響いた。

ひかるの視線の先には指揮車両がビルまで飛ばされ、崩落したビルの姿が。さらに暴風の影響で、指揮車両に取り残された子どもたちの他に、1名が重症、1名が行方不明になってしまった。

指揮車両の中にいた兄妹は無事だったが、2人を守った彩が負傷。身動きが取れない彩に、晴原は無線で必ず助けると誓う。