産廃処理業者のサカミクリーンを調べるうち、帝東電機の産廃物を扱う従業員に著しい健康被害が出ていることを突き止めた神波亮子(趣里)。


法廷でその事実を公表した亮子は、サカミクリーンの代理人である粒来春明(古田新太)とともに、帝東電機に対して損害賠償請求を行う計画を立てる。

しかし、ある理由から身体に不調をきたしていた粒来は入院することとなり…。

損害賠償請求には、サカミクリーンの従業員だけでなく、山遥村の村人たちの健康データも必要不可欠だったが、帝東電機は日本有数の大企業とあって、村人たちはその非を信じようとせず、むしろ、反社であるサカミクリーンこそが悪者だと非協力的。

すると亮子は、横沢さくら(前田敦子)と内海拓未(前原滉)を呼び出し、「お2人にやっていただきたいことがある」とある作戦の協力を依頼する。

裁判では、亮子が帝東電機の従業員にも健康被害が出ている可能性を指摘。しかし、提出された健康データに問題は見当たらない。

はたして亮子は、突破口を見出し、“モンスター”を白日の下にさらすことはできるのか。亮子と粒来のいびつな親子関係の結末は――。