代役・永野と漫才するはずが…痛烈なダメ出しに意気消沈

「美食遺産」と「ならならウォーキング」で場をつないだものの、肝心の紹介VTRは流れる気配がありません。これには、キャスターアリタがたまらず、スタッフに苦言。

キャスターアリタ:(出井さんの人となりがわかる)紹介VTR見ずにやったって、ダメなんだよ。(スタッフに向かって)知らねぇヤツの中学時代とか聞きたいか?誰も知らねぇんだぞ!

出井:アリタさん、ちょっと…!!僕にも、流れ弾がきてる!

スタジオ:(苦笑)

とにかく、出井さんがどんな人(漫才師)なのかわかってもらう必要があるということで、苦肉の策として、最後にサプライズで用意していた漫才を先に収録することに。

(サプライズで登場予定だった)相方の楢原さんがまだスタジオに着いていなかったため、代代役として、“たまたまいた”という永野さんが登場。

ヤーレンズの漫才をなぞって

永野:ラーメン屋さんなんて、全国、つっつ、うらうら!

出井:ムッシュムラムラみたいに言うなよ!

と、調子良く始まりましたが、すぐさま永野さんが「やめない?」と言い出し…。

「漫才師って、気高いんじゃないんすか?代役で今来たやつと、すぐやんの?おまえ、俺みたいになるぞ!」

「(今日)見てたけど、(トラブルで収録が中断中)ずっとスカしてたじゃん。ずっと(台本)読んでたじゃん、教科書芸人っていうか」

「この番組のファンなんだろ?『美食遺産』のコメントだけ流暢で、気色悪いわ!Aマッソがしゃべり出したときも、安心して友だちだっつって。仲良しこよしでさ」

「アリタさんに『知らねぇ(ヤツ)』って言われたら、怒って帰らないと!」

「『脱力タイムズ』のこのパターンか、みたいな顔してて。ともにコント始めましょう、みたいな顔。すっごい、つまらなかった。怒ってるほうがおもしろい。本当に予定調和!」

と、怒涛のダメ出し。

出井さんが「しゃべらせろー!」と叫んでも、入るすきがなく、永野さんの勢いは止まらず。「最悪だ…」と崩れ落ちました。

結局、永野さん退場後も、紹介VTRの準備は整わず。キャスターアリタから「今日は(特集)なしでいいですか?」との提案が。

キャスターアリタ

出井さんは、「な、なしですか!?」と戸惑ったものの、はたと、先ほど永野さんから言われたことを思い出し、これはキャスターアリタからの“フリ”だと確信。

そして、スタジオを見回しながら「帰るぞー!」と絶叫。

「永野さん呼びやがって!」と言いながら、怒って帰ろうとしましたが、スタジオは無反応。これを見た出井さんは撃沈したことを悟り、「まぁ…」と言いながら、自らの席に戻るしかありませんでした。

出井隼之介