2024年7月26日に開会式が行われるパリオリンピックのメダル候補を紹介する「メダルへの道」。今回は、2017年から日本選手権で6連覇し、2024年5月に行われたオリンピックのテスト大会でも優勝した高飛び込み・荒井祭里選手。「笑顔」が印象的な荒井選手の強さの秘訣に迫ります。
日本選手権6連覇!高飛び込み・荒井祭里選手の持ち味「入水」
日々のルーティンや験担ぎとして「鏡で自分の顔を見るようにしている」という「笑顔」が印象的な荒井選手。
大川立樹アナ:持ち味・武器はどこでしょうか?
荒井選手:きれいな飛び込みと入水。(水に)入る瞬間の水しぶきの少なさとかを見てもらえたらと思います。
強さの理由、その1つ目が水しぶきが少ない「ノースプラッシュ」と呼ばれる美しい入水です。水しぶきがどれだけ少ないかが高得点につながる飛び込みにおいて大きな武器になるといいます。
きれいな「入水」を可能にしているポイントの1つが体の柔軟性で、肩は逆に回るほど柔らかいんです。
荒井選手:肩は可動域が広いので入水しやすいっていう部分で、足が柔らかいとつま先とか膝が伸びやすいっていうのがあって、空中演技がきれいに見えるかなと思います。
東京五輪の悔しさバネに「地道な努力」で「美しい入水」追求
3年前の2021年、東京オリンピックでは、持ち味の「ノースプラッシュ」を披露できず予選敗退となった荒井選手。当時を振り返り…
荒井選手:自分で自分にプレッシャーを与えちゃって試合が一瞬で終わっちゃった感じだったので、もっと楽しみながらオリンピックに出たいなって思います。
パリの舞台では「楽しめるように」と意気込んだ荒井選手には、練習に取り組む中で心がけていることがありました。
荒井選手:地道にコツコツやることが本当に大事だなと思っているので、細かい部分からしっかり直す意識でずっと練習しています。
着水まで2秒弱と言われる一瞬のために鍛練を重ね、高難度の技に走ることなく「美しい入水」を求め3年間、その精度を追求してきたといいます。この「地道な努力」こそが、荒井選手のもう1つの強さの理由なんです。
「きっと良くなる!」自分を信じて研究重ねる「飛び込みノート」
そんな荒井選手が中学生の頃から続けているのが「飛び込みノート」。
日々の練習メニューはもちろん、時には絵つきで、技の動きなども細かく分析しています。
荒井選手:自分の中で種目を完成させるノートっていう感じなので、水しぶきが立たないことにもつながっているかなと思います。
自分自身を信じ続けて積み重ねてきた"飛び込みノート"が荒井選手のメダルへの道です。
荒井選手:オリンピックではしっかりメダルを取って観客を魅了したいと思います。
(『めざましどようび』2024年7月6日放送より)