現地時間8月6日、パリオリンピック・男子レスリングのグレコローマン130キロ級決勝が行われ、キューバのミハイン・ロペスヌニェス選手がチリのヤスマニ・アコスタフェルナンデス選手に勝利し、オリンピック5連覇という前人未到の大偉業を成し遂げました。さらに偉業達成の直後、突然行った“引退表明”が大きな驚きを与えています。

オリンピック5連覇の偉業達成

写真:ゲッティ

2008年の北京オリンピックから金メダルを獲得し、5度目の金メダルを狙うパリオリンピック決勝で、ロペスヌニェス選手はチリのヤスマニ・アコスタフェルナンデス選手と対戦。

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試合は、6-0という圧倒的な強さを見せつけ圧勝し、史上初となる同一種目でのオリンピック5連覇という偉業を成し遂げました。

"マットの上で靴を脱ぐ"レスリング流"引退表明"

写真:ゲッティ

そんな偉業を成し遂げ、会場が歓声に包まれるさなか、マットにキスをヒザをついたロペスヌニェス選手。

写真:ゲッティ

シューズの靴ひもに手をかけ、ゆっくりとほどいていきます。

写真:ゲッティ

そして、これまでの感謝を伝えるかのようにシューズに思いをはせ、丁寧に両足を整えてマットに。

写真:ゲッティ

まさかの展開に観客席は驚きとざわつきが…

写真:ゲッティ

ロペスヌニェス選手が立ち上がり両手を挙げると、観客席からは驚きとざわつきをかき消す大歓声がこだましました。

写真:ゲッティ

レスリングでは、競技後にシューズを脱ぐことは、現役引退の意思表明とみなされるパフォーマンス。

現在41歳、東京オリンピックで金メダルを獲得して以降、身体的な面を考慮して、国際大会に出場しなかったというロペスヌニェス選手。最後を飾るパリオリンピックでの勝利に両手を突き上げ喜びをあらわにしていました。

写真:ゲッティ

この"引退表明"にXでは「これはかっこよすぎ」「この記録と記憶は永遠だなぁ」「凄い瞬間を見てしまった」「レスリング山口百恵」「山口百恵がマイク置くくらい鳥肌たった」という声が上がり、有終の美をたたえていました。