江口洋介さんと松嶋菜々子さんが、長年『救命病棟24時』で演じてきたキャラクターへの思いを明かしました。

月9ドラマ『救命病棟24時』は、1999年の誕生以来、連続ドラマ5シリーズ、スペシャルドラマ5作品が放送され、人気を博した医療ドラマ。

孤高の天才救命医・進藤一生(しんどう・いっせい/江口)やかつて彼の下で学び、数えきれない命を救ってきた救命医・小島楓(こじま・かえで/松嶋)を中心に、救命救急の医療現場で命に向き合う医師や看護師たちの姿が描かれます。

このたび、10月12日より第6シリーズとなる『救命病棟24時』が放送されるにあたり、2010年以来16年ぶりの再共演となる江口さんと松嶋さんにインタビュー。進藤と小島への思い、前作から変わったこと・変わらないこと、本作に出演する若手キャストの印象などをたっぷり聞きました。

江口洋介&松嶋菜々子 『救命病棟24時』続編への反響に「やりがいがある」「ありがたい」

──約13年ぶりに続編の制作が発表されると、SNS等は大きな盛り上がりを見せました。そういった反響をどのように受け取っていますか?

江口:撮影中に、スタッフがそのことで騒いでいて。「(反響が)そんなにすごいの?」と話してたんですよ(笑)。

でも、それだけ『救命病棟24時』が浸透しているというか、すごく楽しんで見てもらえていたんだと感じますし、今作に期待感を持ってもらっていると感じたので、やりがいがあるなと思っています。

松嶋:10何年も時が経ち、私自身もだいぶ前の作品という感じもしていたのですが、続編をやることになったときに、「待ってました」と周りの方が言ってくださいました。

この何年かの間にも「見てました」「ファンでした」とたくさんの声をいただき、「ドラマを見て医師を目指したんです」と言ってくださる方々にも出会ってきました。期待していただけるのは、すごくありがたいですね。

──約16年ぶりの共演ですが、改めてお互いの印象を聞かせてください。

江口:プライベートでは、たまに会っていたんですよね。

松嶋:ばったりお会いしていましたね(笑)。

江口:もちろん松嶋さんが出演されてきた作品も、役も見ていますし、僕自身もこの16年でいろいろな役を演じています。だから、またご一緒することで、どういう感じになるのか、すごく楽しみでした。

撮影が始まると、すんなりと役の延長線上にいられましたね。これは長くシリーズをやってきたからこそだと思います。お互いに私生活でも変化があり、命に対する考え方も深くなった部分があるので、これからの撮影が非常に楽しみです。

松嶋:沢村(一樹)さん、八嶋(智人)さんを含めて、今回皆さんとお会いして、最初に話したのが「子ども、何歳になった?」という話題で。その年月が経ったんだな、と。皆さんの命に対する考え方の深さを、そうした雑談の中で感じましたね。

あとは今回、進藤先生が小島にちょっと柔らかく接してくれるんです(笑)。

江口:前はちょっとひどすぎだったよね(笑)。

松嶋:そこが変わっているところですね。

──あえて、柔らかく接しているのでしょうか?

江口:あれは昔の話ですから(笑)。あの当時のまま年を重ねているというのもおかしなことなので。小島先生も、周りの皆さんの立ち位置も変わっていますし、そのなかで進藤がどういられるかを考えると、アプローチも変わってきますよね。自然な流れで、変化しています。

──江口さんご自身に対する印象の変化はいかがですか?

松嶋:変わらないですね。進藤先生のぶっきらぼうながらも命に対する熱さをどう見せていくのか、真摯に、熱く役に向き合っていらっしゃる印象です。

緊迫感を見せたい場面でも、実際の現場は実は冷静だったりするんです。でもこのドラマだからこそ、「もっと緊迫感を足したい」と思った際など、細かく話し合う熱さは以前から変わらずですね。