――カイリに共感するところはありますか?

決断力と直感力でしょうか。カイリは「千鬼を探せ」というおじいさんの遺言を果たそうと、あきらめずに進んでいくし、自分が感じたままに行動するところがあります。その結果、チーム「カーバンクル」の創設者・ルドラ(CV.沢城みゆき)に巻きこまれる形でダークマシンの世界に入っていくんですけど…(笑)。

僕もお芝居をするときは、キャラクターの第一印象から感じたまま演じることが多いんです。だから、自分の直感を信じるという部分には共感できます。

小野賢章「カイリの一生懸命な姿が、結果的に面白く見えたら」

――カイリを演じる上で苦労したことはありますか?

カイリはくせ者なので(笑)、キャラクターをつかむまでは結構苦戦しました。「ここは明らかにボケているんだけど、どう演じたら面白くなるんだろう」と悩んで。演じる側としては、やっぱり「“おもしろポイント”は外したくない!」という気持ちがあるんですよね。いろいろ考えた末に、狙って笑わせるのではなく、カイリの一生懸命な姿が結果的に面白く見えたらいいな、というところに落ち着きました。

左から)チーム「カーバンクル」のブラン(CV.杉山里穂)、カイリ(CV.小野賢章)、シン(CV.内山昂輝)
(C)Project Carbuncle/ DARK MACHINE Committee

――劇中の洗練されたメカデザインにも注目です。見ての感想を聞かせてください。

アフレコの段階ではまだ完成した映像ではなかったので、想像しながら演じていました。その後、映像を見せていただいて「こんなに大きいんだ!すごくカッコいい!」と。いろいろなタイプの機体や武器があって、チームによって戦い方がまったく違うものになっていくんだろうなとワクワクしました。

圧巻のマシンが集結
(C)Project Carbuncle/ DARK MACHINE Committee

――カイリも第1話で、初めてダークマシンを目にした瞬間「カッコいい!」と感激していますね。

第1話のカイリの反応は新鮮でした。ゲームにある程度慣れている人って、初めて触るゲームでも、なんとなくの勘でプレイできちゃう部分があると思うんです。でもカイリは初めてゲームで遊ぶ子どものように、いちいち驚いている。そこが印象的でした。

プレイ中に「G」のキーを押すとき、思わず「ジー、ジー、ジー」と声に出しちゃう場面がありますが、僕も昔、友だちに教わりながらゲームをしたとき、まったく同じように「ジー、ジー、ジー」と言いながらキーを押していた記憶があって(笑)。そういうところは自分の経験を生かせたらいいなと思って、アドリブも結構入れています。

――放送を楽しみにしているみなさんへメッセージをお願いします。

最終的には、みなさんにゲームを実際にプレイしてもらえるのが一番のゴールだと思っています。そのためにも、まずは多くの方にアニメを観ていただいて、「ダークマシーンって面白そう!」と感じてもらえたら。そんな思いを込めて演じています。ぜひご覧ください。

撮影:河井彩美