中村時蔵さん、梅枝さんが親子の普段のやりとりを明かしました。

歌舞伎座で上演中の『錦秋十月大歌舞伎』内の演目『盛綱陣屋』で、祖父・父・子の三代そろい踏みでの共演を果たしている中村萬壽さん、中村時蔵さん、中村梅枝さん。

時蔵さんと梅枝さんは、舞台の上では歌舞伎役者同士ですが、その素顔はまもなく39歳になる父と小学5年生の息子です。

めざましmediaは時蔵さんと梅枝さんにインタビュー。プライベートの親子関係やハマっているもの、将来の夢などを聞きました。(前後編の後編)

中村時蔵&梅枝、親子の共通点は?

――時蔵さんと梅枝さんは親子であり、師匠と弟子という立場でもあります。スイッチの切り替えはどのようにしていますか?

時蔵:切り替えはあまりしていないですね。ただ、お芝居については厳しく言うことはあります。(梅枝さんに)普段、父としては厳しい?そうでもない?最近は機会が減りましたが、キャッチボールをしたり、ゲームをしたり…。ゲームはあまり一緒にしていないか。

梅枝:僕がゲームをしているところにアドバイスをもらったり。

時蔵:そうそう。

梅枝:難しいところをやってもらったり。

時蔵:「下手くそ」とか言いながらね(笑)。

梅枝:「なんでそこ入らないんだよ」とか(笑)。

左から)中村時蔵、中村梅枝

時蔵:僕自身、芝居の中で育ってきた子どもではなく、父も家では芝居の話をあまりしないという環境で育ったからか、芝居以外の時間で芝居の話をすることはあまりないですね。

息子から「こういうときはどうするの?」など尋ねられたら答えますけれども、僕のほうから芝居について話すことはあまりないかもしれません。

――「やはり親子だな」「似ている」と感じるところはありますか?

時蔵:しゃべり方があまり丁寧でないところですね。それくらいかな。何かありますか?

梅枝:僕が何かを「やろう」って言っても、10分とか20分後くらいになって、ようやく動き始める。パパはそんなことない?

時蔵:ま、そういうときもあるね(笑)。

梅枝:「キャッチボールしよう」って誘っているのに、なかなかのってこなくて、僕のやる気がなくなった瞬間に「よし、行こう!」みたいな。

時蔵:わかるよ(笑)。「キャッチボールしよう」って言われたけど、そのときにパパはやる気がなかったんだよ。で、10分、20分をかけて頑張って気分を盛り立てたときには、あなたのやる気がなくなってる。よくあることだよね。