<第3話 あらすじ>

石黒(小出恵介)の誘いに乗って一攫千金の大勝負に打って出た奥本拓夢(大東駿介)だったが、結果は惨敗。多額の借金を背負い、会社はついに立ち行かなくなってしまう。そこへ容赦ない取り立てに現れたのは、ヤクザの辛島と甘木(小林圭輔、友保隼平/金属バット)。

徹底的に追い詰められた奥本は、最後まで残ろうとする水野秀真(八村倫太郎)をも冷たく突き放す。

周囲からも見放され、文字通りすべてを失った奥本。長年の付き合いである洋子(相武紗季)が心配して訪ねてくるが、自暴自棄に陥った奥本は、その優しさすらも拒絶してしまう。夜の街をさまよっていた奥本は、辛島たちに捕らえられ、ラブホテルの一室に監禁されることとなる。

そこで見張り役として奥本の前に現れたのは、「出会い頭のケン」の異名を持つ血の気の多い若手ヤクザ・ケン(前田旺志郎)だった。刃物をちらつかせるケンを前に、絶体絶命のピンチに陥る奥本だが、持ち前の図太さでなんとか窮地を乗り切ろうと試みる。

「ウソはあかんけど、ホラは吹いてええ」という信条のもと、数々の荒波を乗り越えてきた奥本に、いよいよ最大の試練が訪れる。

この窮地をどう切り抜けるのか。そして、栄光と挫折の果てにたどり着いた現在の奥本が、なぜ“絶望できない”のか。そのすべての謎が、解き明かされていく。