──ミチルと優吾はどのような人物と捉えて演じていますか?

伊原:ミチルはまっすぐに生きてきて、就職して、賢人(味方良介)と結婚して、大好きだったパンに携わる仕事につく夢も叶えて。このまま幸せで良かったはずなのに、夫と助手・カナエ(寺本莉緒)の裏切りを知ってしまい、絶望した瞬間にタイムリープします。

2度目の人生を歩むことになり、普通の作品であれば復讐に走る展開ですが、本作でミチルは割と早く「この人生を良くしよう」と気持ちを切り替えるんです。原作や台本を読んだ時に、復讐だけにとらわれず、幸せを探す方向に進んでくれてよかったなと思いました。

見ている方にも「幸せになって」と思ってもらえるキャラクターかな、と感じながら演じています。

七五三掛:優吾は、料理にも、何事にもまっすぐで、才能のある人。でも、女性には慣れていないですし、不器用な一面もあります。そのギャップが魅力的な男性だなと思っています。

伊原六花 パン教室の講師役を演じるため「マネージャーさんとパン教室へ」

──相手を見ていて、「ここは役と共通しているな」と思うポイントはありますか?

七五三掛:ミチルと伊原さんは、自分の芯を持っているところが似ていると思います。

伊原:七五三掛さんと優吾の共通点は、品だと思います。原作を見ると、優吾が歩く後ろには“キラキラ”がついてくる感じがあって、七五三掛さんにも爽やかさ、優しさ、誠実さがあるんです。優吾役を七五三掛さんが演じると聞いて、納得しました。

──それぞれの役のため、準備していることはありますか?

伊原:パンは、子どもの頃からプライベートでも作る機会があったのですが、ドラマのために練習の時間をいただきます。それに加えて、マネージャーさんとパン教室に行こうという話もしています(笑)。

──プライベートではどんなパンを作っていますか?

伊原:毎年、年始にパンやパイで「2021」とか「2022」みたいなものを作っています。子年のときは、ネズミのあんぱんを作りました。

──七五三掛さんは料理教室の講師役ですが、準備していることはありますか?

七五三掛:料理の上手な人は、食材の切り方、器具の持ち方、扱い方が自然と手元に表れると思うんです。なので、いろいろな動画を見て勉強しています。

伊原:大事ですね。

──現在『ノンストップ!』で料理コーナーも担当しているので、生かせることもありそうですね。

七五三掛:ありますね。自分が経験してきたことが役につながるということがうれしいですし、また一歩成長できそうで楽しみです。

──これからの撮影で楽しみにしていることを聞かせてください。

伊原:パンをどれだけ食べられるのか、ですね(笑)。ミチルは自分で食べるより、人にあげたり、売ったりするのですが、本番が終わってから、どうにか隙を見ておいしいパンを食べたいです。

七五三掛:撮影が終われば食べられそうだよね。

伊原:余ったものをパッと食べようと思っています(笑)。きっといい匂いの現場になるでしょうね。

七五三掛:優吾は料理が上手なので、その手元などをどう撮っていくのか楽しみにしています。練習頑張ります。