<絃瀬聡一 コメント>

――今作のオファーを受けた際の感想や、撮影に向けての意気込みを教えてください。

時間をかけて熟成され、深みを増していくウイスキーのように、登場人物たちの想いや関係性も、長い年月を経て少しずつ変化していく。そんなウイスキーとドラマが重なり合う、心躍(おど)る作品に参加できることをとてもうれしく思います。

他人の感情の変化に鋭く、しかし優しいが故に自分の気持ちを後回しにしてしまう。そんな守谷と僕自身もじっくり向き合い、物語に深みを加えられるよう、撮影に臨みたいと思います。

――撮影現場でのエピソードは?

昭和を生きたことのない自分が、回想シーンの守谷をどう演じようかと初めは悩みました。しかし撮影当日、守谷の衣装とヘアメイクを身にまとい、現場全体に昭和の雰囲気がそのまま再現されていることに感動したのを、鮮明に覚えています。撮影チーム全員で作品を作り上げていくことの魅力を、改めて実感しました。

――放送を楽しみにしている視聴者のみなさまへ、メッセージをお願いします。

昭和から現代という長い時間の中で、心の奥にしまっていた思いと登場人物それぞれが向き合い、時間をかけて関係を修復していく姿が、とても心温まる物語です。

人を思う気持ちや、言葉にして伝えることの大切さを改めて感じさせてくれます。見終わったあと、大切な人に会いたくなるような、そして見てくださる方の背中をそっと押してくれる作品になっていると思います。