<小出恵介 コメント>

――原作や脚本、これまでの放送の感想は? 

原作漫画も先立って読ませていただきましたが、不思議なテンポの良さと青年マンガ的な尖った魅力がとても印象的でした。実際のドラマ放送も拝見しましたが、映像になると、さらにスタイリッシュにまとまっているなと感じました。

――役作りのこだわりや意識された点を教えてください。

実は、殺人犯の役を演じること自体が、今回初めてなんです。しかもただの犯人ではなく、殺人を重ねるシリアルキラーということで、役者として非常にワクワクしながら楽しく演じさせていただきました。

猫田陽という、どこか愛着の湧(わ)く名前や、原作で描かれる彼のどこか歪んだ表情がすごく魅力的で、その不気味さと魅力をどう表現するか、楽しんで追求しました。

――横山裕さんや関水渚さんとの共演はいかがでしたか? 

役柄がシリアルキラー側ということもあり、撮影現場では共演者のみなさんとお話できないのかなと思っていたのですが、撮影初日から関水さんが気さくにたくさん話しかけてくださって、変な言い方かもしれませんが(笑)、とても楽しく撮影に臨むことができました。

横山さんとは今回が初対面だったのですが、主演として作品をリードする頼もしいオーラを発せられていました。

――『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』にちなみ、これまでに最も印象に残っている「待ち合わせ」の思い出はありますか? 

学生のころは、デートなどをする際にも、それこそハチ公前やモヤイ像の前で待ち合わせしました。「待ち合わせ」という言葉が、もれなく緊張感が漂っていて、いい響きですよね。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

この作品において、シリアルキラー側がいかに“ヤバイ存在”として立ちはだかれるかが、ドラマ全体の緊張感を左右する大切な要素だと思っていましたので、自分なりに“ヤバ励み”させていただきました。

物語も後半戦に入り、ますますスリリングな展開が加速していきます。ぜひ、猫田陽の狂気とともに、酷暑の夜を“ヤバ涼んで”いただけたら、うれしいです!