高坂の病院へ向かった絵梨子は300万円の使い道を確認しようとするが、高坂は曖昧な供述ばかり。一方、一丸が何かを隠していることに気づいた河口に、一丸の娘・栞里(安達木乃)は高坂が無実だと告げる。
同じ頃、帝都大学心理学部教授の五十畑修(岡部たかし)は貴子の元を訪れていた。絵梨子が夏海の過去に興味を持ちすぎて危険な目に遭うのではないかと、五十畑は心配していた。
そうとは知らず、なぜ高坂たち支援を受ける人々は夏海にばかり心を開くのか、鴨居に相談する絵梨子。
祥仁會会長・不二仁(浅野和之)から山崎の行方について探りを入れられた夏海は、河口に情報を共有する。
夏海(小池栄子)はどん底から這い上がるつらさを知る高坂(佐久本宝)だからできることを諭す
翌日。病院を訪れた絵梨子は、高坂が暴力団員になった理由を問いかける。
問われるままに、母の情夫に殴られる日々が続き、強くなりたくてボクシングを始めたこと、ジムを追い出されてから祥仁會の組員だけが家族だったことを語り始める高坂。
話を聞いていた夏海は、暴力団員としても堅気としても“漢”になりきれなかった高坂が、今度こそ”漢”になるために誰かを庇っていることを見抜く。すると高坂が突然、絵梨子に果物ナイフを突きつけて脅迫し…。
同じ頃、鴨居と中谷から事情を聞かれていた一丸が突然倒れた。駆けつけた栞里に説得された一丸は、窃盗事件が自作自演だと打ち明ける。
工場の経営状況が悪化し、借金を重ねるまでに追い詰められていた一丸。それでも従業員の給料だけは支払いたいと考えた一丸は、盗難保険を手に入れるために警察に嘘の盗難届を出していたのだ。
状況を知らせようとするも電話に出ない夏海を心配して、高坂の病室に駆けつける鴨居。しかし高坂が傷害未遂事件を起こして窃盗の罪ごと被るつもりだと察した夏海は鴨居を制し、自らの説得によって高坂から絵梨子を救い出す。
一丸がすべて自供したことを鴨居から知らされ、言葉を失う高坂。会社の危機的な経営状況から一丸の思惑に気づいた高坂は、世話になった社長と栞里に恩返ししたい一心で嘘をついていたのだが…。
どん底から這い上がることの大変さを知っている高坂なら、保険金詐欺に手を染めないよう一丸を説得することができたのではないかと諭す夏海。
自分の短絡さを思い知った高坂は、山崎が横浜のカジノで目撃されていたという情報を夏海に告げ、支援センターへと引き取られていった。

