映画『ミニオンズ&モンスターズ』の“映画愛”あふれる本編映像が解禁されました。

全世界興行収入累計56億ドル(約9000億円※現在レート換算による)の超“モンスター”級アニメーション映画『怪盗グルー』『ミニオンズ』シリーズの最新作『ミニオンズ&モンスターズ』が、公開中。

原始時代から最強最悪のボスを求めて彷徨(さまよ)い続けるミニオンズがたどり着いたのは、なんと“映画の都”ハリウッド。ひょんなことから映画スタジオに入り込み、自分たちで“モンスター映画”を作ろうと大はりきり。

本物のモンスターを召喚するが…現れたのは、まさかの想定外!?果たして映画にぴったりの“最強のモンスター”は見つかるのか――。予測不能のハチャメチャと大事件を巻き起こしながら、この夏、ミニオンズが大暴れします。

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『ミニオンズ&モンスターズ』に散りばめられた“映画愛”

このたび、ピエール・コフィン監督による映画史に残る名作へのオマージュを込めたエピソードに加え、本編映像が解禁に。

今回解禁された映像で特に目を引くのが、新たなるボス候補の男を追って侵入した工場内で繰り広げられるミニオンズの猛追跡。

ベルトコンベアに乗せられたミニオンズが巨大な歯車に次々と巻き込まれていく場面は、ハリウッド映画黎明期のサイレントコメディを思わせる遊び心あふれる演出が施されています。

映画『ミニオンズ&モンスターズ』より

歯車の間で身動きが取れなくなりながらも何とか抜け出そうとするコミカルな動き、はしごを駆使して屋根の上を大群で駆け抜け繰り広げられるノンストップチェイスは、その時代に活躍したチャップリンさんら往年の喜劇スターやスタントを彷彿とさせる軽妙なシーンに仕上がりました。

映画『ミニオンズ&モンスターズ』より

映画の都・ハリウッドが舞台の本作では、実は今回解禁されたシーンにとどまらず、全編を通してピエール・コフィン監督による映画史への深い愛とリスペクトが込められています。

のちに映写機の発明に繋がるエドワード・マイブリッジさんによる連続写真の動きの研究や、映画の父と呼ばれるリュミエール兄弟の作品をはじめとする、映画黎明期の作品へのオマージュが多く取り入れられており、ミニオンズが見せる仕草や動きはチャップリンさんをはじめ、ハロルド・ロイドさんやバスター・キートンさんといった世界三大喜劇王たちを参考に生み出されたのだとか。

映画『ミニオンズ&モンスターズ』より

さらに、体が伸び縮みするようなアニメーション表現はアメリカ・カートゥーンの黄金期を築き上げたテックス・アヴェリーさんのコメディ作品を、白黒映画のような照明やアングルは『カサブランカ』(1946)、1920年代のハリウッドを描いた『雨に唄えば』(1952)の色彩美、そして物語後半に登場するモンスターたちには往年のSF・モンスター映画の要素が取り入れられています。

コフィン監督が「アニメーションはこっそりと小ネタを仕込める高い自由度が魅力だ。それは背景だったり、カンペやポスターだったり、あるいは構図そのものだったり。中には気づかれないものもあると思うけど、それがまた楽しみの一つでもあるんだ」と語る通り、画面の端々に至るまで緻密なディテールと遊び心が凝縮されています。

本編全体に散りばめられた映画へのオマージュの数々を探しながら観るのも、本作の大きな醍醐味かもしれません。