質問に対する回答からも、真摯で誠実な人柄が伝わってくる水上さんとユンホさん。何事にも動じないような佇まいの二人ですが、新宿の旧アルタ前で行われた大がかりなナイトロケではスケールの壮大さ、エキストラの数、何より、現金800万円がばら撒かれる撮影に圧倒されたそうで…
ユンホ 東京という街は「ターニングポイントの場所」
――旧新宿アルタ前の道路を封鎖して撮影を行ったことが大きな話題となっていますね。
水上:旧アルタ前を封鎖しての撮影は日本映画史上初めてのことだそうで、そんな場所で800万円の現金をばら撒くというかなりリスキーな撮影に挑戦させていただきました。
街の背景などCGでいくらでも再現できる世の中ですが、俳優部としては実際の生きた場所で撮影できるのは作品にとって何よりもありがたい環境です。
撮影10日前まで本当に撮影できるかどうかわからなかったと聞いていますが、制作部とコーディネーターの方々の尽力のおかげで実現できたと思うので、作品をご覧になる皆さんにはスタッフさんの功績にも興味を向けていただけたら嬉しいです。
ユンホ:新宿での撮影は僕にとっても素晴らしい経験でした。思った以上に時間がなくて本当にバタバタでしたが、「新宿でこういう撮影をするのは初めて」と聞いて驚きましたし、エキストラの数にも圧倒されました。
「これを本当にコントロールできるの?」と不安になるような大人数で、しかも、そこにばら撒かれた800万円は本物のお金。撮影後にほぼ全額が回収されたことにも驚いて、エキストラの皆さんの人間性、意識の高さに感心しました。
――今作のタイトルにもなっている東京の街は、2人にとってどのような場所ですか?
ユンホ:東京の話をすると必然的に東方神起のことを抜きには語れないのですが、僕にとって韓国以外で初めて活動した都市が東京で、初めのころは怖さも抱えていました。
でも、気づけばもう20年以上お世話になっていて、最初はアウェーだった場所が今ではホームのように感じられることがとても嬉しいです。
ライブ会場もZepp TOKYOから始まり、日産スタジアムというとても大きなステージに立つ経験もできて、僕にとってターニングポイントといえる場所になりました。
水上:世界中を回っているわけではないので推測も入りますが、発展途上国であっても先進国であっても、主要都市は文化レベルがどこか似てくる感覚があって。
だからこそ、僕自身は都会より田舎のほうに本当の面白さがあると思うのですが、東京には、他と比較できないくらいの出会いがあふれている。
さまざまな価値観やいろいろな正義をもった人と出会い、交流することで自分の世界がどんどん広がっていくことが東京という街がもつ魅力だと思います。
撮影:河井彩美
ヘアメイク:水上さん=Chie(H.M.C)/ユンホさん=中島康平
スタイリスト:水上さん=藤長祥平/ユンホさん=佐藤修一
<作品概要>
映画『TOKYO BURST-犯罪都市-』
公開中
監督:内田英治
脚本:三嶋龍朗、内田英治
音楽:小林洋平
アソシエイトプロデューサー:マ・ドンソク
出演:水上恒司、ユンホ(東方神起)、渋川清彦、青柳翔、ヒコロヒー、上田竜也、パク・ジファン、鶴見辰吾、ピエール瀧、オム・ギジュン、福士蒼汰
主題歌:THE RAMPAGE『BLACK TOKYO』(rhythm zone)
製作:「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
製作幹事:HIAN
配給:KADOKAWA/BY4M STUDIO
配給協力:MAJOR9
(C)2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
