<あらすじ>

59歳でぽっくり亡くなった森井由美子(鈴木保奈美)は、霊魂として、納棺式を終えた自分の遺体を見ている。

彼女の目の前には、成仏するにできない問題があった。共同で喪主を務める子どもたちが、自分の葬儀のやり方をめぐって揉めていたのだ。

長女(足立梨花)はキリスト教式の葬儀を準備してきたが、長男(西野創人)は仏教式でやるべきだと主張。

ともに「お母さんのために」という両者は、一歩も引こうとしない。次男(小越勇輝)は仕事のトラブルでそれどころではない。さらには、別れた夫(田中要次)までしゃしゃり出てくる。通夜は、数時間後に迫っているというのに…。

気を揉むことしかできない由美子の前に、葬儀社の担当らしき女性(蘭寿とむ)が訪ねてくる。どうやら彼女は霊である由美子のことが見えるようで…。