浜岡妙子(若村麻由美)は、年上の夫・陽一(マキタスポーツ)と息子・あきら(中川大輔)と暮らす、どこにでもいる平凡な主婦。子育てとパートに追われながら、これといった趣味もなくただただ生きてきた。

主婦業とパートをこなしながらも「お前は社会を知らない」と陽一とあきらからは低く見られる日々。

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そんな中、妙子はパート先や日常生活の中で誰かに尾けられているような、監視されているような、妙な視線を感じるように。陽一に相談するが「意味なく不安になるのも更年期なんじゃ…」とまったく取り合ってもらえない。

視線を感じるようになってから2週間ほどたったある日、妙子の前に西條隼人(時任勇気)と名乗る者が現れる。それは女優・若菜絹代の事務所関係者だった。

西條は、若菜が週刊誌のスキャンダルがきっかけで国外へ失踪してしまったことを伝え、その身代わりとしてスキャンダルの謝罪会見に出席してほしいと妙子に頼む。というのも、妙子と若菜は顔だけでなく声までもがそっくりで、事務所関係者も認めるほどだったのだ。

突拍子もない内容に妙子は断るが、身代わりを務めることで得られる高額な報酬が頭から離れない…。

後日、西條らの説得と高額報酬につられて会見に出席することになった妙子。会見当日、若菜が所属するプロダクションの社長・比嘉莉湖(木村佳乃)と、若菜の夫・水田夏雄(沢村一樹)と出会い、いよいよ会見本番を迎える。

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