濃密な撮影期間に仲を深め、つい先日、堀さんの自宅で一緒に飲むこともあったという2人。

ドラマの内容にちなんで、「これなら相手に負けないぞ」ということを聞きました。

──劇中の良と全は「先に相手を(恋に)落としたほうが勝ち」という勝負をしますが、お2人は相手をキュンとさせるテクニックは持っていますか?

佐藤:全は受けなので良に攻められて「やめろよ」って言う側。でも、4話、5話くらいで立場が逆転して良を攻めるシーンがあるんです。以前、BLドラマで攻め役をやっていた身としてはすごく楽しく演じられました。「おら、おら!」と(笑)。

『フェイクファクトリップス』より

堀:そうそう!急にスイッチが入って(笑)。

佐藤:「キュンとさせる」というよりも「俺のほうが“攻め”うまいだろ!」みたいな感じで(笑)。全は負けず嫌いなので、そういう面では演じやすかったですね。

──堀さんはいかがですか?

堀:テクニックとかではないですが、まっすぐ、純粋に全を愛することですね。2人は常に言い合いをしていますけど、良は全にずっと特別な感情を持っていたので、まっすぐ目を見て、素直でいることを大切にしていました。

堀海登&佐藤友祐 相手に負けないことは「お酒」「50メートル走」

──今回の共演で感じた相手の魅力をアピールしてください。

堀:佐藤友祐、29歳は可愛い。顔が可愛くて、内面も可愛いんですけど、面倒見のいい部分もあります。あとは、たまに見せてくれる“ガッハッハッ笑顔”がいい!

佐藤:何それ(と言いつつ、ガッハッハッと笑う)。

堀:これこれ!笑顔がいいんですよね。友祐くんに笑ってもらえたらうれしくなる。

佐藤:結構すぐ笑うけど(笑)。

堀:普段ツンとしているからこそ、笑ったときのギャップが刺さるんですよね。友祐くんを笑わせるためだけに面白いことをやろうとしている自分がいるくらい。笑顔だけで周りの人を幸せにできる人ですね。

佐藤:海登くんは人が好きなんですよね。関わった人はきっとみんな「一緒にいたい」「海登くんといると楽しい」と思うんじゃないかというくらい、人懐っこい。僕は海登くんみたいになりたいけど、照れ屋というか、恥ずかしがり屋なので、なかなか自分から話しかけられないんですよ。だから、すごくうらやましい。

堀:恥ずかしいな…こうやって改めてお互いのいいところを話すの(笑)。

佐藤:本当に(笑)。でも、積極的に話しかけてくれて、すごく助かりました。

堀:そう思ってくれていたの、うれしいな。僕ら本当に性格が真逆なんだよね。MBTI診断も真逆だったし(笑)。だからこそ、仲良くなれたのかな。

──本作は負けず嫌いな良と全の物語ですが、お2人は「これなら相手に負けないぞ」というものはありますか?

佐藤:海登くんに負けないのは、お酒!2人でよくお酒を飲みに行くんだよね。ベロベロになっているところはまだ見たことがないけど、たぶん僕のほうが強いと思う。

堀:友祐くんが強いというか、僕が弱い。いつも食らいついていってるんだよ(笑)。

佐藤:でも、あんまり酔いが顔とか表に出ないよね。

堀:そう?でも、しんどいなと思う瞬間もあるんだよ。負けたくないから、頑張って出さないようにしてるけど(笑)。

佐藤:でもお酒を注いでくるのは、海登くんなんですよ。僕から勧めることは、ほとんどないから。

堀:僕が楽しくなっちゃって「いきましょう!」って、みんなにお酒を注いじゃう(笑)。

──堀さんが佐藤さんに負けないことは何ですか?

堀:やったことないけど、たぶん50メートル走は負けない。サッカーをやってたから足は速かったし、友祐くんはあんまり速そうではないなと(笑)。

佐藤:どうだろう。たぶん、普通だと思う。

堀:勝てる気がする!今度、どこかで体力測定やろう。

佐藤:いいね!

──最後にドラマの見どころを聞かせてください。

堀:この作品は良と全のケンカップルのラブストーリーはもちろん、人と人の関係性の変化などBL以外の部分も楽しんでいただけるドラマです。いろいろなところに注目して見ていただけたらうれしいです。

佐藤:まずはケンカップルの形勢が逆転していく様子や感情の変化を楽しんでください。そして、映像の美しさも見どころの一つです。すべてのシーンを美しく感じていただけると思うので、たくさんの方に見ていただけたらと思っています。

撮影:今井裕治